最終更新日:
2023-11-23 09:05:29.0
品質を向上させる基板設計のポイント
今回は、捨て基板を付けたり、複数のプリント基板をシート面付して、
基板を製造する時の注意点をご紹介します。
シート面付けとは、複数の小さな基板を大きな1枚のシート基板にまとめ、
基板を製造することを指します。
複数の小さな基板を大きな1枚のシート基板にまとめる時は、
一般的に、Vカット加工と、ルーター加工の2種類のシート面付編集方法があります。
基本情報
シート面付は、面付する基板の形状や、
部品実装工程の事を考慮してシート外形を検討します。
ブイカット加工と、ルーター加工を上手く組み合わせて、基板同士を結合しなければ、
基板分割後にバリが発生したり、基板を意図した形状で、分割できない場合があります。
ブイカット加工とルーター加工の特徴についてですが、ブイカット加工は、ブイカットマシンを使って基板の分割点に
ブイ字の溝を掘ることで、基板分割を容易にする加工方法です。
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用途/実績例 | ブイカット加工はブイカットマシンが基板全体を通過して溝を掘る為、 ブイカットは、基本的に直線でしか掘ることができません。 なので、ブイカット加工は、基本的には、同じサイズの矩形基板のみを集合基板化することができます。 ルーター加工は、基板の外周と基板内のスリットを切り取るための製造工程です。 基板のスリットは、ルーター加工によって基板外形データをもとに加工されます。 ルーター加工は、基本的にどのような形状でも加工が可能ですが、工程が複雑なので、 ブイカット加工よりコストがかかる傾向があります。 次は、ブイカット加工と、ルーター加工のそれぞれの基板結合部分にフォーカスして注意点をご紹介します。 |
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