燃料電池自動車(FCV)は、水素利用により急速充填、長距離走行可能かつゼロエミッションによりクリーンで持続可能なモビリティとして期待されています。高圧水素を安全に搭載するためのタンクはFCVにとってきわめて重要なパーツですが、普及のためには軽量化やコストダウン等多くの困難な課題の克服が求められます。ASU/FrontCOMPはFCV高圧容器設計のために開発された解析ツールです。
■ CFRP製品内部の複雑な応力状態を再現するためには、繊維束形状を直接モデル化するメゾスケールモデルが必要です。
■ Type-IV圧力容器のライナーおよび繊維束からモデル化されたCFRP層の3D解析モデルを実用時間内に作成します。
■ 繊維束埋め込みモデルによる詳細解析・繊維束マップドモデルによる疑似メゾスケール解析が可能です。
CFRP圧力容器の設計要件を再現したFEM解析モデルを簡単に生成できます。
繊維束マップドモデルはFrontISTR(無償)形式の入出力にも対応するので、大規模計算実行のライセンスコストを削減できます。
Ver.6ではモデル生成処理の並列化が実装され、生成時間が大幅に短縮されました。
基本情報
・解析対象製品
車載向けCFRPフィラメントワインディング(FW)圧力容器
乗用車または大型商用車
・モデル生成範囲
Type-IV/III 容器片側部分
フープ巻き
ヘリカル巻き
ハイアングルヘリカル巻き
インプレーン巻き
・ライナー断面プロファイル入力形式:
IGES, STEP, ACIS SAT, Parasolid XT, VTK, OpenCascade BREP, X-Y Text
・繊維束埋め込みモデル生成機能
要素タイプ:ライナー・樹脂部: 6面体/繊維束: 4辺形
対応ソルバー:Abaqus, LS-DYNA
・繊維束マップドモデル生成機能
要素タイプ:6面体
対応ソルバー:FrontISTR
・解析結果表示機能
入力フォーマット:FrontISTR Result ASCII形式
・推奨利用環境
OS: Windows 10/11
CPU Xeon 4コア以上, メモリ16GB以上, ストレージ1TB以上, OpenGL対応GPU搭載ワークステーションを推奨
価格帯 | お問い合わせください |
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納期 | お問い合わせください |
型番・ブランド名 | ASU/FrontCOMP Ver6.0 |
用途/実績例 | FCV車載用圧力容器開発 水素ドローン用小型圧力容器開発 |
詳細情報
■ ASU/FrontCOMPはType-IV圧力容器のライナーおよび繊維束からモデル化されたCFRP層の3D解析モデルを実用時間内に作成します。
■ 繊維束埋め込みモデルによる詳細解析・繊維束マップドモデルによる疑似メゾスケール解析が可能です。
CFRP圧力容器の設計要件を再現したFEM解析モデルを簡単に生成できます。
繊維束マップドモデルはFrontISTR(無償)形式の入出力にも対応するので、大規模計算実行のライセンスコストを削減できます。
Ver.6ではモデル生成処理の並列化が実装され、生成時間が大幅に短縮されました。
お問い合わせ
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株式会社先端力学シミュレーション研究所