ニュース一覧
1~11 件を表示 / 全 11 件
-
ビューラー 粉砕分散リサーチ&トレーニングセンター起工式を中国で開催
ビューラーは、2025年4月9日に中国無錫市で「粉砕分散リサーチ&トレーニングセンター」の起工式を実施しました。 同センターは2026年6月に完成予定で、インキやコーティング技術の革新、農薬・化粧品への応用、次世代電池材料など、幅広い分野での研究開発およびトレーニングの拠点となります。 センター完成後は中国国内のR&D体制を強化し、現地および国外の顧客に効率的かつ高度な技術ソリューションを提供することで、持続可能な発展と差別化を実現します。 実験計画には、インキや塗料、電子材料の水系・溶剤系粉砕分散のほか、リチウムイオン電池材料およびリチウムイオン電池スラリーの調合やドライ電極のフィブリル化も含まれます。 加えて、ポリマーやセラミックス、金属材料の特性評価や開発、補助装置のテストもサポートし、今後は実験用粉体ミキサー、真空脱泡機、ホモジナイザー、粒度分布解析装置などの導入も計画しています。 安全面でも引火性・爆発性化学物質対応のワークショップや、廃ガス・廃水・廃棄物を厳格に管理する体制を整えます。 また、現地政府の安全・環境規制にも対応し、コンプライアンスリスクの低減にも貢献します。
-
ビューラー 伊FIB社リチウムイオン電池生産設備への電極スラリー製造機械納入契約に合意
ビューラーグループは、FIB社(イタリア)との同社テヴェローラ第二工場(Teverola 2)におけるリン酸鉄リチウム(LFP)バッテリー大規模生産設備の供給に関する契約に合意したことをお知らせいたします。 当社は電極スラリー製造用の連続ミキシングラインをアノード用・カソード用にそれぞれ2ライン、計4基の納入を予定しており、2025年末までに設置、2026年の生産開始を見込んでいます。 これらのシステムは、当社の同方向二軸押出機技術を活用しており、複数のプロセスを1台の連続運転ユニットに集約します。これにより、従来のバッチミキシング方式と比べて、最大4分の1のエネルギー消費、より少ないオペレーターでの運転を実現。また、センサーやデータ分析、自動化機能を備えたQuaLiBインライン品質管理システムにより、製造状況を精密に監視し、歩留まりとコストの改善に寄与します。
-
社長交代のお知らせ
このたび、前田光民が代表取締役社長を退任し、ベンジャミン・デゥプイッシュが新たに代表取締役社長に就任いたしましたことをお知らせいたします。
-
nano tech 2025に出展しました
ビューラーは、2025年1月29日(水)から1月31日(金)に東京ビッグサイトで開催された「nano tech 2025 国際ナノテクノロジー総合展・技術会議」に出展しました。 5年ぶりの出展となった今回は、予備粉砕と微粉砕をコンパクトにモジュール化した湿式粉砕ソリューション「SKID」をはじめ、インキから電子材料、ファインケミカル、電池用電極スラリーまで、多様なアプリケーションに対応可能な湿式粉砕・分散設備をご紹介いたしました。 多くの方に弊社ブースへお越しいただき、また、最終日には「【リチウムイオン電池】電極スラリー/ドライ電極の完全連続生産」と題したセミナーを開催し、盛況に終えました。 ご来場いただいた皆様に心よりお礼申し上げます。
-
株式会社ミラプロと戦略的協業を発表
当社グループであるビューラー・ライボルトオプティクス(ドイツ)と株式会社ミラプロは、このたび戦略的協業を発表いたしました。 詳しくは下記の関連リンクをご確認ください。
-
日本法人設立50周年記念イベントを開催
スイスに本社をおき、食品加工および化学製品製造の分野において高いシェアを誇るビューラーグループの日本法人、ビューラー株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:前田光民)は、日本法人設立50周年を記念し、11月19日にホテルニューオータニにてお客様向けの記念イベントを開催しました。 当日は、ビューラーの成長を支えていただいた製粉や製菓等の食品メーカー、飼料メーカー、インクや化学関連メーカー等のお客様100名以上をご招待し、プレゼンテーションとネットワーキングのための懇親会を行いました。スイス本社からはCEOのシュテファン・シャイバーをはじめ、取締役会会長のカルビン・グリーダー、創業家一族であるカリン・ビューラーらが来日、さらにロジェ・ドゥバッハ駐日スイス大使をお迎えし、日本のお客様と親交を深めました。
-
飼料および食品産業を支援する「インセクトテクノロジーセンター」を開設
ビューラーは世界最高水準のインセクトテクノロジーセンター(ITC)を スイス本社内に開設しました。 ITCには昆虫の産業利用に関するビューラーのノウハウと最高水準のインフラが集約されており、 お客様はさまざまな原料を使った幼虫の成長試験、製品サンプルの開発、品種改良ソリューション の評価、トレーニングなどを行うことができます。 昆虫は、食品や飼料の健康的で持続可能なタンパク源として注目を集めており、 ビューラーは産業用昆虫プラントの建設をふくめ、昆虫市場向けのさまざまな技術やサービスの 開発に取り組んでいます。 ITC開設により、ビューラーは持続可能な食料システムの構築にむけ、飼料および食品産業の 継続的な発展をさらに支援してまいります。
-
英国初の本格的なギガファクトリーにビューラーの低炭素型バッテリー混合技術が採用
ビューラーグループは、電池技術のパイオニアであり、英国初のバッテリー・ギガファクトリーを 建設中の英ブリティッシュボルトが、バッテリー製造工程にビューラーの実績ある混合技術を選択した と発表しました。 ブリティッシュボルトの環境、社会、ガバナンス(ESG)の原則とコミットメントに沿い、この技術は 95%の廃棄物削減と50%のエネルギー削減を実現します。ブリティッシュボルトとの共同プロジェクトは、 お客様のために持続可能なソリューションを開発・拡大するというビューラーの戦略を明確に示すものです。 年間生産能力20ギガワット時(GWh)のバッテリースラリー工場は、敷地面積の削減とプロセスの効率化 により、一戸建て住宅約1,000戸分の年間エネルギー消費量に相当する省エネを実現します。 eモビリティが世界的なメガトレンドとなる中、グローバルに明確な目標を掲げるブリティッシュボルトは、 新しい生産能力の構築に多額の投資を行っています。ビューラーグループは、バッテリー性能を向上させる とともに、バッテリー生産をより効率的かつ持続可能にするソリューションで業界をサポートしていきます。
-
LOTTEによる大規模なレトロフィットの事例をご紹介
日本のチョコレートメーカーであるロッテ(LOTTE)は、自社の製造ラインを刷新することを決定した際、新しい設備に投資するのではなく、大規模なレトロフィットを選択しました。 この決断は、大幅なコスト削減をもたらしただけでなく、エネルギー使用量の削減や事業活動による環境負荷の低減にもつながり、今日の情勢においては大きなメリットとなりました。 詳しくは、関連リンクよりご覧ください。
-
JETRO(日本貿易振興機構)ビジネス短信でプロテイン・イノベーション・センターが紹介されました
日本貿易振興機構(JETRO)の海外ビジネス情報発信サイト「ビジネス短信」で ビューラーとジボダンが共同で運営する「プロテイン・イノベーション・センター(PIC)」 が紹介されました。 シンガポールに2021年4月に開設されたPICは、最先端の設備を備えた食品ラボです。 スタートアップ企業、大学、食品メーカーが、植物由来代替タンパク質を作るために必要となる 専門知識やネットワーク、技術を提供しています。 お客様は施設内のビューラーの2軸エクストルーダーを使い、高水分と低水分の両方のタイプの 組織化タンパク製品のトライアルを行うことができます。 ビジネス短信では、弊社の共同イノベーション主任であるベンカデッシュ博士へのインタビューも ふまえ、PICの概要や利用方法などをご紹介いただいています。 記事詳細は、下記のジェトロ公式サイトよりご覧いただけます。 【ビジネス短信】 日系含む30社が利用、植物代替肉開発支援のプロテイン・イノベーション・センター https://www.jetro.go.jp/biznews/2022/04/af12aeca378b6eb1.html
-
植物由来食品に特化した「プロテイン・イノベーションセンター」をジボダンとビューラーがシンガポールに開設
世界有数の香料メーカーであるジボダンとビューラーは、2021年4月26日(シンガポール現地時間)、APACプロテイン・イノベーションセンターをシンガポールのジボダン社拠点内に正式に開設したことを共同で発表いたしました。 プロテイン・イノベーションセンターは両社により共同で運営され、スイスのビューラー本社にあるR&Dイノベーションセンターや、植物由来の製品開発を世界規模で可能にする地域の主要拠点とつながっています。 ビューラーの押出成形加工技術と、ジボダンのフレーバー、味覚、成分や製品開発のノウハウを組み合わせ、アジア太平洋地域の食品加工会社、スタートアップや学術機関の研究者と連携し、アジアで求められる味覚と食感、調理法に応えられる新しい植物由来食品の開発・実現をめざします。 400m2の施設には、パイロットスケールのエクストルーダーや最先端の製品開発キッチン、保管施設や会議設備のほか、訪問者がライブデモンストレーションを見学できるエリアも備えられています。