1927年(昭和2年)に完成した愛媛県西条市の土木遺産「大宮橋」は、
90年近い時を経て、橋としての寿命を迎えつつありました。
危険な橋(健全度判定区分「III」、内部空洞、漏水あり)とされた
大宮橋の補修工事で採用されたのが『IPH工法』。
コンクリート内部の空洞部分を樹脂で補強したことで、もともとの構造物を解体せずに
強度回復工事が完了したほか、「架け替え」よりも短い工期で周辺環境にも配慮し、
行政、大学の皆様の協力のもと、施工を進めることが出来ました。
*愛媛大学の超音波調査により、構造物の耐力が回復していることを確認済
【事例概要】
■場所:土木遺産 大宮橋
■採用工法:IPH工法
■受賞情報:令和2年度全建賞 道路部門
■施工会社:有限会社大野塗装店様(IPH工法協会-四国地区特約店)
https://www.oono-toso-ten.jp/
四国4県のIPH工法の施工・工法普及活動・会員への技術・施工指導を担われています。
※ページ下部にて事例動画を公開中です。
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基本情報
【事例概要】
■「架け替え」を検討した際の課題
・既存橋撤去及び新設橋台施工時は1年近く通行止めになる
・施工地が急峻地にあり、重機及び表面被覆のための資材搬入が困難
■損傷個所をハツリ、修復する工法を検討した際の課題
・橋梁そのものが圧壊する可能性がある
■IPH工法を採用した観点
・橋梁の通行止めを短くでき、工期も短縮可能
・注入器と樹脂しか使わないため輸送性に優れる
・経済性と安全性
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