最終更新日:
2023-03-08 10:56:12.0
【ニュース 2023/3/8】厳しさが増す日本の建設業界
◆就業者数も給与も減少
ヒューマンリソシア株式会社は3月2日、世界129カ国の建設人材と日本について調査した「世界の建設人材レポート2023」を発表しました。
これによると日本では、就業者数と給与額が減少傾向で、就業者に占める65歳以上の割合が世界で最も高いという結果になりました。
調査の結果、世界全体の建設業就業者数は増加していましたが、日本では2.0%減少していました。
建設業就業者の年間平均給与額では、日本は36,430USドルと1位アイスランド(82,116USドル)の半分以下となり、比較できる107カ国中18位でした。また、対前年比の給与額は、比較できる70カ国の6割が増加していましたが、日本は2.8%減少していました。
◆65歳以上の割合が突出
さらに、就業者における65歳以上の割合では、日本は比較できる56カ国中で最も高い16.6%となりました。
56カ国中、日本は人口に対する65歳以上の割合が最も高い29.8%でしたが、高齢者率2位(22.5%)のギリシャでは建設業における65歳以上の割合は1.9%となり、日本の建設業の高齢化が際立つ結果となりました。
基本情報
上記、関連リンクをご覧ください。
用途/実績例 | 上記、関連リンクをご覧ください。 |
---|