中央ビルト工業株式会社

カヤバ、大型建機用油圧シリンダ向けの油漏れ検知センサを開発/

最終更新日: 2024-01-15 13:41:37.0
【ニュース 2024/1/15】油漏れ検知センサを搭載した油圧シリンダにより、シール部劣化状態を監視し適切な部品交換時期を提案

◆油圧シリンダシール部劣化状態の監視および故障予知が可能に

2024年1月9日、カヤバ株式会社は、大型・超大型建設機械で使用される油圧シリンダ向けの油漏れ検知センサを開発したと発表しました。

これにより油圧シリンダのシール部劣化状態の監視および故障予知を可能とします。

◆まずは大型建設機械の油圧シリンダ向けに販売を予定

従来の油圧シリンダのメンテナンスにおいては、不具合や故障による建設機械の運転停止を避けるため、部品の劣化状態に関わらず定期的に交換が行われてきました。

今回開発した油圧シリンダ向け油漏れ検知センサは、劣化状態の監視や故障予知により適切な部品交換時期を提案する仕組みです。

システムは、油漏れ検知センサ付きシリンダおよび分析機能付き受信機とで構成され、シリンダのメンテナンス間隔やシール寿命が複数年にわたることから、センサ端末は低消費電力化と大容量電池搭載により長寿命化が図られています。

現在は2025年市場投入すべく開発中で、まずは鉱山の露天掘りなどで使用する大型建設機械の油圧シリンダ向けに販売を予定しており将来的には他の産業機械への展開も検討しています。

基本情報

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