中央ビルト工業株式会社

CO2コンクリート固定化のカーボンリサイクル愛知県が事業化支援/

最終更新日: 2024-02-19 11:26:19.0
【ニュース 2024/2/19】排ガスから回収したCO2と廃棄物のカルシウム成分で製造した炭酸カルシウムをコンクリート原料に利用

◆アイシンら3社が共同提案
株式会社アイシンは2月9日、同社と大成建設株式会社、東邦ガス株式の3社による共同提案「CO2コンクリート固定化技術を用いた域内カーボンリサイクルプロジェクト」が、愛知県の事業化支援「あいちカーボンニュートラル戦略会議」の対象に選定されたと発表しました。

◆東海3県でサプライチェーン構築へ
同プロジェクトは、CO2から炭酸カルシウム(CaCO3)を製造してコンクリートに固定化し、愛知・岐阜・三重の東海3県でカーボンリサイクルをサプライチェーン化しようとするものです。

CO2は工場などの排ガスから回収し、このCO2と廃棄物などのカルシウム成分(CaO)とを反応させて製造したCaCO3をコンクリートの原料として利用します。
同プロジェクトでは、株式会社アイシンがCO2とCaOを反応させてCaCO3を製造・出荷し、大成建設株式会社がCaCO3を原料にCO2をコンクリートに固定化します。また東邦ガス株式会社は顧客接点を活用しCO2と廃棄物の回収や配送を行います。

今後3社は愛知県からの支援で2020年代後半の事業化を目指し、カーボンニュートラルに貢献するとしています。

基本情報

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用途/実績例 上記、関連リンクをご覧ください。

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