中央ビルト工業株式会社

新たな配筋検査システムの開発で撮影に関する作業負荷を80%削減/

最終更新日: 2024-02-26 11:17:33.0
【ニュース 2024/2/26】360度カメラで撮影した配筋とBIMを重ね合わせ、PCの画面上で計測や目視検査が可能

◆360度カメラを活用

ピクシーダストテクノロジーズ株式会社は2月19日、前田建設工業株式会社、アクセンチュア株式会社とともに、360度カメラを活用した配筋検査システムを開発・構築したと発表しました。

同システムは2024年4月を目処に、前田建設工業株式会社の社内で全国展開できるよう開発が進められています。

◆工事記録を変える技術

今回のシステムでは、360度動画とBIMを重ねて、データ上で測距した静止画を切り出し、鉄筋の本数や位置の正しさ、かぶり厚さの確保状況を確認することが可能です。

また360度動画に3次元モデルを重ね合わせた映像の中に仮想のスケールを配置することで、画面上で目視検査ができます。さらに簡単な説明で誰でも撮影でき、動画の特性から、全体像の連続記録も可能です。

工事管理の現行制度では、工事記録として現場撮影した静止画が必要とされ、従来は、何枚もの静止画撮影とその選定作業に多くの時間がかかっていました。

しかし今回のシステムでは、従来の撮影時間を80%削減する効果が確認されているため、同社では現行の「撮影方法」の見直しに期待を寄せています。

基本情報

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用途/実績例 上記、関連リンクをご覧ください。

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