最終更新日:
2024-03-28 09:54:12.0
【ニュース 2024/3/28 】既存建物の改修工事における内装材の概算見積りを効率化、時間外労働上限規制に対応
◆デジタルツインで施工管理業務を効率化
野原グループ株式会社は3月14日、BuildApp(ビルドアップ)のデジタルツイン施工管理支援サービス「Stages(ステージーズ)」に、「面積分析機能」を追加したと発表しました。
BuildAppは、建設工程の各プレーヤーをBIMデータでつなぐクラウドサービスで、全建設工程の生産性向上を図れます。
また「Stages」は、VR撮影データによるデジタルツインを活用し、施工段階ごとに現場の状況確認や情報共有ができるサービスです。
◆現場に赴くことなく遠隔対応が可能
今回Stagesに追加された面積分析機能は、現場に行くことなく壁や床などの内装材の概算見積りができ、施工管理業務を効率化する機能です。
同機能では、VR空間上で計測したい領域を線で囲むだけで面積を算出し、面積領域の色分け、カテゴリー化、リスト化や、異なる面積の合算、引き算も可能です。
従来、図面がない既存建物の改修工事では現場把握や建設資材の概算見積り等のために現場に赴き、多くの時間を費やしていました。しかし同機能による遠隔対応で、4月からの時間外労働上限規制にも対応できます。
基本情報
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