これまでの経験に基づいた切削加工の改善及び開発に対し、AdvantEdge FEMを使ってシミュレーションという違う方向から切削現象を見える化して捉えることで、効果的かつ効率的に問題解決を行うことが可能となります。
AdvantEdge FEMは、以下の機能を有する最新のテクノロジーを凝縮した有限要素法ベースの解析エンジンを備えています。
・2次元(旋削加工)、3次元切削
・全自動メッシュ生成
・全自動好適リメッシュ
・せん断域の再現性
・熱、構造カップリング計算
・被削材、工具に関して、熱、慣性を考慮
・被削材、工具、切り屑、各々の接触、熱伝導を考慮
・コーティング及び刃先の形状を忠実に再現
・定常解析にて定常切削時の温度分布計算
基本情報
◇ 金属の強変形が高速で移動する工具刃先近傍の過酷な切削挙動を、高速な陽解法手法に基づく有限要素法を用いたシミュレーション
◇ 旋削、フライス切削、ドリル、ねじ切り、ブローチ削り、ギアホブなど多彩な加工(定義)
テンプレートを持ち、CAEオペレータが不要
◇ 切削加工専用の材料データベース(工具材:24種類、コーティング材:4種類、被削材:140種類以上)を有する。
◇ AdvantEdge FEMの解析で得られる主な結果出力
・ 切削抵抗(主分力、送り分力)
・ 切り屑形状
・ 工具刃先、切り屑、被削材の温度分布
・ 応力分布
・ 被削材の残留応力
・ バリ形状
◇ 上記解析結果をスケルトン表示含むコンター表示、グラフ出力、アニメーションなど多彩に
表示し、実際では観察の難しい切削挙動を見える化
価格情報 | 要相談 |
---|---|
納期 | ~ 1週間 |
型番・ブランド名 | AdvantEdge FEM |
用途/実績例 | AdvantEdge FEMは、許容される設計範囲、製造条件の範囲より、工具、被削材の選択を含む複数の切削条件案のモデルを以下のように予測して、より良い工具、被削材、切削加工条件を見出だすことが可能となります。 ◇ 工具設計 工具のすくい角、逃げ角、ホーニングR、ランド形状、ブレーカー形状、工具材料及びコーティング材料が、切削力、温度分布等にどのように影響するかを予測します。 ◇ 切削加工条件の検討、改善 切削加工条件である送り、切削幅、切削速度や刃先形状を変更することによって、切削力、温度分布、応力分布にどのように影響するかを予測します。 ◇ 被削材の改良 切削加工による被削材の切り屑排出挙動やバリの発生状態の他、温度分布、残留応力を予測します。 |
お問い合わせ
※お問い合わせをすると、以下の出展者へ会員情報(会社名、部署名、所在地、氏名、TEL、FAX、メールアドレス)が通知されること、また以下の出展者からの電子メール広告を受信することに同意したこととなります。
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社 科学システム本部
- ソリューション
- 切削加工(セミナー)
- 熱流体(セミナー)
- 切削加工(事例)
- 材料設計(製品・事例)
- 材料設計(セミナー)
- すべての製品・サービス