【基礎編】シャフトモーターの動作原理 シャフトモーターは、Sシリーズ(スタンダード)、Lシリーズ(シャフトと可動子のギャップを広く確保して長尺で使い易く設計されたタイプ)、SXシリーズ(推力を向上させたタイプ)のシリーズを、シャフトの径別にラインアップしております。コイルはUVWのセットを2セット(Dタイプ)、3セット(Tタイプ)、4セット(Qタイプ)に分けております。シャフト径と可動子の組合せで、ご所望の推力にあったシャフトモーターをご提供いたします。
【機能編】シャフトモーターの機能的な使い方「パラレル駆動」 シャフトモーターSシリーズ/Lシリーズ/SXシリーズ共通でパラレル駆動は可能です。必要推力に合わせてシャフトモーターを選択頂き、パラレル駆動の構築が可能です。
【基礎編】シャフトモーターユニットの基本構成 シャフトモーターの駆動で気を付けて頂くことは、シャフトとコイル(可動子)がギャップを保っていることです。その他は、他のサーボリニアアクチュエータの駆動に類似。ボールねじとは形状も類似しているため、置換えもスムーズ。その他の使用方法、Z軸使用、マルチ駆動、パラレル駆動… も基本設定は同じです。※使用方法についてはお気軽にご相談ください。
高精度半導体ウエハ・パラレルXYステージ 高精度ステップ送り速度リップルのない等速性に優れた動作俊敏なセトリングタイム(高速整定)など、シャフトモーターの特長をパラレル駆動においても実現したステージです
【性能編】繰返し位置決め精度の高性能例を活かした製品例 添付の例は、●エンコーダー分解能1μmの駆動装置…繰返し位置決め精度は±0.2μm●エンコーダー分解能0.5μmの単軸スライダー…繰返し位置決め精度は±0.5μmどの位置決め装置にしても、エンコーダーに追従した同程度の精度となります。
【性能編】シャフトモーターの高精度位置決めをUVWステージへ展開 使用条件、駆動条件、負荷条件によって最適なシャフトモーターを選定し、カスタマイズ設計。装置条件、ライン条件にマッチした位置決めステージの展開が可能です。
「シャフトモーター」…GHC独自のシンプル設計のリニア・モーター 【シリーズ】Sシリーズ:スタンダードLシリーズ:スライダーとシャフトモーターのギャップ(空間)を大きく開けたシリーズ(長尺用)SXシリーズ:高推力タイプ(小型)中大型でもカスタマイズで高推力タイプをご案内しております【特徴】○コギングレスなので、定速でムラのない動作○高い応答精度で俊敏な立ち上がりと高速な整定時間が可能〇スライダーが受ける磁力は常に一定のため偏心による推力への影響がない(高剛性)〇効率が高く、短いコイル長で大きい推力を得られる○摩擦がない為、メンテナンスフリー、音がなく塵の発生もなし○摩擦による熱膨張がない○コア(鉄)を使っていない為動作ムラがない○構造的な精度誤差(バックラッシュ)がない○コイル・シャフト間のギャップが大きいため使いやすい設計○コイル・シャフト間に吸着力がない○シャフト形状で従来のボールねじからのスイッチも容易○カスタマイズ対応もウエルカム!