水加熱では、水質からくる腐食があるためシースの材質選択がポイントです。
水は熱伝導がよく、ワット密度は比較的大きく設定でき、材質は銅、
SUS316L、インコロイ800の順にコスト、耐食性が上がります。
これにメッキや酸研磨、電解研磨でシース表面を処理。
ただ、水道水を使用の場合はヒーターシースに水垢、炭水化物等
スケールが付着し、これを除去する必要があります。
【特長】
■熱伝導が良い
■ワット密度は比較的大きく設定できる
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基本情報
【取扱製品導入事例(抜粋)】
<科学機器メーカー>
■問題点
・蒸気生装置のためにSUS316Lに電解研磨で使用していたが、国内の特定の
場所で水質によるヒーターシースの腐食がたびたび発生
■解決策
・蒸気発生装置のため水加熱でもかなりの高温になることも含め、
特定場所の水道水の固有の水質からの腐食と判断
・上位材質であるインコロイ800に電解研磨で表面を処理にして対応
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