最終更新日:
2023-05-25 11:16:52.0
マルテンサイト組織の状態に変化させる熱処理!日本刀を鍛える際に用いられる手段!
「焼入れ」とは、鋼をオーステナイト組織の状態に加熱した後、
水中または油中で急冷することによって、マルテンサイト組織の
状態に変化させる熱処理です。
冷媒により、水焼入れや油焼入れの呼称があり、日本刀を鍛える際に
用いられる手段でもあります。
鋼の硬さを増大させる目的で行われますが、靭性が低下するので、
粘り強さを得るために、焼入れ後には焼き戻しを行うのが一般的です。
【焼入れとは】
■鋼をオーステナイト組織の状態に加熱した後、水中または油中で
急冷することによって、マルテンサイト組織の状態に変化させる
■日本刀を鍛える際に用いられる手段
■炭素量が0.3%以上でないと、焼入れ効果は期待できない
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