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配管防錆、横浜市水道局はNMRパイプテクターの効果検証実施(2)

最終更新日: 2023-06-30 16:13:36.0
横浜市水道局は水道配水管で赤錆防止装置「NMRパイプテクター」により残留塩素濃度の低下防止効果を検証

横浜市水道局は鶴見公舎の給水管で、赤錆防止とそれに伴う殺菌用塩素の減少を防止し、残留塩素濃度の上昇を確認したので、次に平成24年11月5日より羽沢地区の水道配水管(100A)を使用して、残留塩素濃度の低下防止実証試験を実施しました。

NMRパイプテクター設置前の、9月26日~10月30日までの6回の測定で残留塩素濃度は、設置予定場所(A点)で平均0.55 mg/ℓ(A点の残留塩素濃度を100%とする)だったものが、その下流側50mの所(B点)で平均0.41 mg/ℓ(減少率25.45%)、一番離れた125mの所(C点)で平均0.23 mg/ℓ(減少率58.18%)と配管内に発生している赤錆により低下しました。

その後11月5日にNMRパイプテクターを設置し、3ヵ月以上が経過した2月19日~3月22日の3回の測定で残留塩素濃度は、設置場所(A点)で平均0.61mg/ℓに対し、下流側50mの所(B点)で同じ3回の平均で0.61 mg/ℓ(減少率0%)と殆ど減少は防止され、一番離れた125mの所(C点)でも同じ3回の平均で0.55mg/ℓ(減少率9.84%)と大幅に減少率は縮小改善しました。


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基本情報

横浜市水道局ではNMRパイプテクターを使用して建物の給水管と同様、水道本管(配水管)でも配管内の赤錆を防止し、その結果殺菌用塩素の減少を防止する事を検証したので、本試験結果を25年10月23日より福島県郡山市で開催された、日本水道協会の平成25年度全国会議(水道研究発表会)で、行政論文として「特定の電磁波を応用した防錆装置による配水管における残留塩素減少防止効果の検証」のタイトルで発表を行いました。

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