日本キスラー合同会社

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型内圧センサ(6183D)

最終更新日: 2021-10-11 16:54:40.0

上記では、電子ブックの一部をご紹介しております。

熱可塑性樹脂、エラストマ、熱硬化性樹脂、SMCの射出成形の監視と制御(オープンおよびクローズドループ)に最適です。
型内圧センサ6183D...は、先端径1mm。プラスチック射出成形の型内圧を2,000barまで測定します。先端にダイヤフラムがないので金型内面の形状に合わせて最大0.5mmまで加工でき、接続ケーブルは交換可能です。

関連情報

直接式型内圧センサ 先端径φ4mm 型式6157C
直接式型内圧センサ 先端径φ4mm 型式6157C  製品画像
6157Cシリーズの先端径は4mmです。Oリングの機能は取付穴との間に生じる10ミクロン以下のギャップのシールとセンサの芯出しです。センサの先端が型内の圧力を直接受けて水晶素子に伝達すると、圧力に正確に比例した電荷が発生し、この電荷はチャージアンプ(別売)によって電圧に変換されます。部品にはすべて耐食性の材料を使用しています。
直接式型内圧センサ 先端径2.5mm 6182D
直接式型内圧センサ 先端径2.5mm 6182D 製品画像
先端径Φ2.5mmの6182D...のケーブル部はシングルワイヤーで、断面が非常に小さく、柔軟性があります。取付けは取付プレートを使用し、コネクタ部が緩まないようにしっかりと固定する必要があります。
多数個取りの場合は、マルチコネクタ(型式1708B0、1710B0)を使用します。

センサの先端が型内の圧力を直接受けて水晶素子に伝達すると、圧力に比例した電荷が発生します(pC=ピコクーロン)。この電荷は、チャージアンプ(別売)によって、電圧(0~10V)に変換されます。
半導体樹脂封止の「金型内部の見える化ソリューション」
半導体樹脂封止の「金型内部の見える化ソリューション」 製品画像
キスラーのコアテクノロジーの1つである水晶圧電式の型内圧センサを採用し、半導体の樹脂封止に最適化されており、以下の特長があります。

・低粘度樹脂対応 ⇒ エポキシ樹脂の侵入による測定誤差が生じない構造(ダイヤフラム構造)
・半導体用樹脂用高温対応 ⇒ 金型温度200℃まで
・•耐久性 ⇒ 半永久的
・直線性(測定誤差)⇒ 測定レンジに対して1%以下を保証
・分解能 ⇒ 1/1000 MPa


半導体樹脂封止における「金型内部の見える化」は、近年の半導体パッケージの小型・薄型化要求などにともなう課題に対するソリューション提案です。
特に、電気自動車(EV)の急速な展開により自動車向けパワー半導体の需要が増え、樹脂封止パッケージの品質向上と生産効率や検査コストの改善は大きな課題となっており、従来のソフトウェアによる流動解析に加えて、金型キャビティ内の型内圧と温度をセンサにより実測し数値化することは有効なソリューションとして認められ、すでに実際の製造ラインに採用が始まっています。

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