イオンクロマトグラフィは、1975 年に”Analytical Chemistry” って雑誌に掲載されたH. Small らの”Novel Ion Exchange Chromatographic Method Using Conductivity Detection” という題名の論文が始まりです。彼らは、イオン交換樹脂でイオンを分離した後に、電気伝導度検出器で検出しました。こう書くと、何にも不思議ではないんですけど、イオン交換樹脂でイオンを分けるには、塩(電解質) が入った溶離液を用いなければなりません。その塩が含まれる溶離液の中に入っているほんの僅かなイオンだけを電気伝導度で検出することはとんでもないことなんです...
TitrIC Vario pro III システムは 、すべての重要な測定項目を完全自動分析できる滴定とイオンクロマトグラフィーを組み合わせたシステムです。 pH、導電率、硬度、陰イオン、陽イオン、イオンバランスの測定が含まれます。 複数の分析項目を1システムでおこなえる水分析における最適システムです。
TitrIC Vario pro III システムは 、すべての重要な測定項目を完全自動分析できる滴定とイオンクロマトグラフィーを組み合わせたシステムです。 pH、導電率、硬度、陰イオン、陽イオン、イオンバランスの測定が含まれます。 複数の分析項目を1システムでおこなえる水分析における最適システムです。
TitrIC Vario pro III システムは 、すべての重要な測定項目を完全自動分析できる滴定とイオンクロマトグラフィーを組み合わせたシステムです。 pH、導電率、硬度、陰イオン、陽イオン、イオンバランスの測定が含まれます。 複数の分析項目を1システムでおこなえる水分析における最適システムです。
930コンパクトIC Flexは、ポンプやサプレッサ等のイオンクロマトグラフに必要な機能をコンパクトにまとめた装置です。品質管理の現場や依頼分析試験用として陽イオン、陰イオン、有機酸分析を想定したルーチン分析に最適です。メトロームイオンクロマトグラフ専用ソフトウェアMagIC Net (マジックネット)を利用して分析、解析、データの保存が簡単に行えます。
IC を使えば、どんなイオンでも測れるというわけではありません。イオン交換分離-電気伝導度検出で測定の場合には、移動相中や検出時点でイオン化していないものは測定できません。試料中でイオンとして存在していても,注入して移動相と混合した途端に析出(沈殿) したり、化学形態が変わってしまうものは測定することができません。さらに、サプレッサでイオン化が抑制されてしまうものも高感度検出することはできません。 IC で測定可能なイオンは多数ありますが、他の分析手法の追従を許さない分野は、陰イオンの一斉分析です。ハロゲン化物イオン(F-,Cl-,Br-) やNO2-、NO3-、SO42-、PO43- 等をppb (μg/L) で測定することができます。また測定条件を選択することで...