自動滴点・軟化点測定システム DP90

最終更新日: 2022-03-31 10:19:46.0

シンプルな操作性を実現、ワンクリック（One Click）で滴点測定が可能

メトラー・トレドの革新的な滴点・軟化点測定システムでは、ピッチ、アスファルト、ポリマー、樹脂、ワックス、その他多くの物質の滴点および軟化点を完全に自動的に測定できます。標準準拠のカップ測定方法であるため、信頼性の高い結果が得られます。

DP90 自動滴点・軟化点測定システム

基本情報

仕様 - DP90 自動滴点・軟化点測定システム

測定温度範囲：-20～400℃
昇温速度：0.1～20℃/分
ユーザー管理：可能
One Clickショートカット：最大12/ユーザー
ビデオ：カラーAVI、拡大率最大2.5倍
ビデオ録画時間：300分
ビデオのエクスポート：可能、SDカードまたはPCへ
保存できる結果の数：直近の100件
メソッドデータベース：可能、最大60メソッド
物質データベース：可能、最大100個
GLP準拠プロトコル：可能
PDFの保存：可能
言語：ドイツ語、英語、スペイン語、中国語、日本語、ロシア語、フランス語、ポルトガル語
バーコードリーダーへの接続：可能(USB)
プリンタへの接続：USB-P25 コンパクトプリンタ、イーサネットプリンタ（PCL）
規制準拠：欧州薬局方（Ph.Eur.）2.2.17
IP396、DIN 51920、ISO 4625-2
AOCS Cc 18-80
ASTM D3204、D3461、D3954、D6090
オプションのIQ/OQ：可能
品番：51143002

価格帯	100万円 ~ 500万円
型番・ブランド名	DP90
用途／実績例	より多くのアプリケーションが可能 - 幅広い温度範囲室温以下での滴点測定を実行できるのは、DP90滴点システムを使用した場合のみです。これはコントロールユニットと別個の測定セルから構成され、これらは冷蔵庫や箱形冷凍庫に入れることができます。【薬品、化粧品、および食品業界における信頼性の高い測定】 DP90はDP70のすべてのメリットを備え、さらに-20℃から測定を開始することが可能です。炉の優れた断熱性と、光源にLEDライトを使用して測定セルが自然に暖まることを防止することによって、最低温度の安定を保証します。以前は手動で行われていた測定（たとえばASTM D127またはDIN 12785に従った測定）が、今では簡単に自動メソッドで代替できます。クリームや坐薬、軟膏、および食用油や脂などの生の材料の性質を調べることができます。ユーザー名とパスワードによるアクセス制御、二重測定、および結果の完全な文書化は、規制準拠をサポートするこの機器の機能の一部にすぎません。

詳細情報

広い温度範囲
室温以下での滴点測定は、DP90 自動滴点・軟化点測定システムによってのみ実施できます。このシステムは、制御ユニットと独立した測定セルで構成されます。この測定セルは、冷蔵庫や冷凍庫内に入れて冷却することができます。

製薬、化粧品、および食品業界で信頼される測定
DP90は、DP70のすべての機能に加えて、-20℃から測定を開始できるという利点を兼ね備えています。優れた炉の断熱と、測定セルの自己加熱を防止するLED光源の使用により、低温での温度コントロールが問題なく実現されます。

結果の完全な文書化
すべての結果は安全に保存され、いつでもトレースすることができます。結果をコンパクトプリンタやネットワークプリンタにて印刷、レポートをPDFとして保存、ビデオを含むすべての結果ファイルを直接PCに転送など、いずれでも測定から常に最大限の情報を得ることができます。さらに、CSV形式ファイル（カンマで区切られた値）のエクスポートにより、LIMSソフトウェアで選択したデータを読み取ることが可能です。