株式会社ニッシン

導波管 / 変換導波管 カタログ一覧

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導波管 / 変換導波管
 一般的に、3GHz以下の伝送線路としては同軸線路がよく用いられますが、工業用途のkWレベルのマイクロ波電力の伝送路としては導波管を用います。(導波管による線路を、ケーブルに対比する形で「立体回路」と呼びます)
 導波管は、伝送周波数や目的に応じて様々な規格のものが存在しますが、弊社で製作販売しているのは主にWRJ-2規格導波管とWRT-2規格導波管(いわゆる東芝規格導波管)の2種類となります。
 ストレート管、Eコーナー、Hコーナーの定形品(材質はアルミ)を標準在庫するようにしている他、特注対応(材質をステンレスにしたい、特注寸法のものが欲しい等)もしております。
 同軸導波管変換器は、導波管から同軸管に線路変換する際に使うもので、弊社でご用意しているのはWRJ-2⇔WX-39D、WRJ-2⇔WX-20Dの2種となります。 
 気密窓は、マイクロ波立体回路と減圧負荷(真空チャンバなど)の間に挿入することで、減圧負荷へのマイクロ波の導入を可能にします。又、挿入することで、導波管内へのガス(加熱対象からのアウトガス、水蒸気等)の侵入を防止する使い方もあります。