株式会社クオルテック

X線光電子分光法を用いた分析手法

最終更新日: 2024-01-16 13:11:28.0
絶縁物の測定が可能!セラミック・ガラス等さまざまな材料に適用できます

「X線光電子分光法」は、試料表面(最表面~数nmの深さ)の
元素分析・化学状態分析を行う手法です。

絶縁物の測定が可能なため、金属・半導体・高分子・セラミック・ガラス等
さまざまな材料に適用可能。

表面分析の中でも多用されている手法の一つであり、材料の研究開発や
不良解析に利用されています。

【分析項目】
■表面の組成分析(定性・定量):ワイドスキャン、ナロースキャン
■化学シフトによる結合状態評価:ナロースキャン、波形分離
■イオンスパッタを使用した深さ方向の組成分析:デプスプロファイル
■X線を走査することにより面分析(マッピング)や線分析も可能

※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。

基本情報

【装置仕様】
■装置名:アルバック・ファイ製 PHI5000 VersaProbe III
■X線源:単色化AlKα
■X線ビーム径:φ10~200µm
■スパッタイオン銃:アルゴンイオン
■走査型オージェ電子銃を搭載、XPSと同一箇所をそのままAES分析可能

※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。

価格帯 お問い合わせください
納期 お問い合わせください
用途/実績例 【分析用途】
■表面汚染の評価
■表面改質による高分子の官能基評価
■金属の価数評価
■酸化・水酸化物等結合状態の評価
■酸化膜厚値の算出(SiO2換算)
■剥離・変色の原因調査
■はんだ濡れ不良解析
■多層膜試料の膜厚算出(SiO2換算)

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