リックス株式会社

ナノ微粒化装置

最終更新日: 2024-03-04 16:54:19.0
新開発・微粒化技術(液滴衝突法)

液滴衝突法による解砕装置「G-smasher」は,超音速エアジェットの発生にラバルノズルを用い,ノズル内にスラリを供給する方法としている。ノズル内に供給されたスラリは圧縮空気の断熱膨張によって微粒化されると同時に加速され,衝突板へ高速で衝突する。従来,ラバルノズルを利用したジェットミルは乾式粉砕に多く使用されてきたが,粒子の噴射速度は亜音速(100〜 200m/秒)にとどまっていた。本方式ではノズル内のスラリ供給部での衝撃波発生を抑え,スラリを安定的に供給する方法を検討した結果,ノズル内においてスラリを微粒化し,超音速(360m/秒)までの加速を可能とした。また,本方法ではエアジェットにスラリを供給してメディアレスで粉砕を行うため,各シール部材やメディアの磨耗によるコンタミネーションを抑制できる。さらに,ノズル内部に供給された液滴は,空気の断熱膨張によって加速されると同時に冷却されるため,粉砕に伴う発熱を抑えることができ,冷却ユニットを不要にできる。

基本情報

新開発・微粒化技術(液滴衝突法)

・超音速ジェット気流を利用した全く新しい湿式分散・乳化技術
・粉砕メディアを全く使用せず、流体圧力も0.6MPa以下で凝集粒子をナノ粒子(1次粒子)まで短時間で解砕・分散が可能!

【液滴衝突法特徴】
▲液滴化されたスラリーが超音速で衝突板に衝突するため強力な粉砕能力を有する
▲最大0.6MPa程度のエアにスラリーをのせて加速するため高圧シール部(消耗・磨耗)がない
▲液滴は加速と同時に冷却されるため解砕時に熱の発生が無く、冷却ユニットも不要

【ラバルノズル内部のジェット速度と温度の関係】
G-smasherは超音速エアジェットを発生させるラバルノズルを用い、スラリーを液滴にして衝突させ(液滴衝突法)微粒化する装置です。ラバルノズル内に供給されたスラリーは、圧縮空気の断熱膨張により平均粒径10μmに液滴化されると同時に加速され、衝突板に超音速で衝突します。超音速液滴は衝突板に衝突する際、液滴内部と衝突板表面液膜内に衝撃波を発生させ、内部の凝集粒子は解砕・分散します。

価格情報 -
納期 お問い合わせください
型番・ブランド名 G-smasher LM1000
用途/実績例 実績:半導体高機能材料・医薬品材料・顔料・食品材料で試験中。

技術キーワード:ナノテクノロジー、ナノ粒子、超微粒子、微粒化技術、湿式分散・乳化技術、製造装置

※特許取得済

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