日本国内ではさまざまな業種でデジタル化の遅れが指摘されてきたが、そんななか、図らずも感染症拡大防止の必要性に伴って、一気にキャッシュレスとチケットレス化が進んでいる。
レジャー・観光施設や交通機関等において、これまで紙のチケットで行われてきた座席やサービスの予約、決済、発券、入場確認などの一連のチケッティング業務を電子化したのが「チケットレス化」だ。そこから生じるメリットやデメリットにはどのような要素があるのだろうか。
本文より一部抜粋
チケットレス化を導入するメリットとは
1 利便性の向上: 自宅など、好きな場所から予約と決済ができ、24時間いつでも購入が可能に。
2 業務効率化: チケットの予約や配送を行っていたものがデジタル化されることで、販売枚数や人数の集計も容易。
3 混雑緩和: チケット購入窓口、入場の際の混雑を緩和し、日時の指定なども併用すれば分散入場もしやすくなる。
4 コストの削減: 設備投資を別にすれば、ペーパーレスにすることで用紙や印刷、配送の費用が削減できる。
5 収益の拡大: 属性がわかれば、それに合わせた販促を行うなど、収益を最大化することにつながる。
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