ティー・エイ・インスツルメント・ジャパン株式会社

(TAInstruments)

【分析事例】ウイルスのキャラクタリゼーション ~カロリーメーターによる構造と結合特性の評価 ~

UPDATE   最終更新日: 2024-11-28 14:34:51.0

上記では、電子ブックの一部をご紹介しております。

カタログ発行日:2020/02/25
TA製の装置を使用した<大学・研究機関によるウイルスの研究事例>のご紹介
このたび、世界中で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が問題となっております。微力ながら新型コロナウイルス感染症に関して、何かのお役に立てたらと思い、TA製の装置を使用した<大学・研究機関によるウイルスの研究事例>をご紹介致します。
ウイルスの構造と作用様式を理解するために、DSC(Differential scanning calorimetry)およびITC(Isothermal titration calorimetry)の研究を組み込んだ研究機関は急速に発展していますので是非ご覧ください。
<Nano DSC>
TAインスツルメント社製のNano-DSC はウイルス構造の熱力学的プロファイルを解明するために非常に重要であり、ウイルス成分の安定性の理解とウイルス株の信頼性のある特性評価と同定につながります。
<Affinity ITC>
ウイルスの毒性は、ウイルスが標的とする細胞に特異的に結合して感染する能力に依存します。TAインスツルメント社製Affinity-ITCはこれらの分子間相互作用を熱力学的に特性評価するために使用できる強力なアッセイ技術であることが示されています。

関連情報

大学・研究機関によるウイルス研究事例~TA装置を使用して~
大学・研究機関によるウイルス研究事例~TA装置を使用して~ 製品画像
<Nano DSC>
TAインスツルメント社製のNano-DSC はウイルス構造の熱力学的プロファイルを解明するために非常に重要であり、ウイルス成分の安定性の理解とウイルス株の信頼性のある特性評価と同定につながります。

<Affinity ITC>
ウイルスの毒性は、ウイルスが標的とする細胞に特異的に結合して感染する能力に依存します。TAインスツルメント社製Affinity-ITCはこれらの分子間相互作用を熱力学的に特性評価するために使用できる強力なアッセイ技術であることが示されています。

装置仕様、測定に関するご質問は、infojapan@tainstruments.com 宛にお問いあわせください。
または弊社websiteのお問い合わせフォームにご記入の上、ご送信ください。
https://reg34.smp.ne.jp/regist/is?SMPFORM=mis-ncsi-657ae9d8d4a794e455fa0febda47cff9
示差走査熱量計 Nano DSC (カロリーメーター)
示差走査熱量計 Nano DSC (カロリーメーター) 製品画像
オプションのオートサンプラを接続することで、Nano DSCの優れたベースラインの再現性、低ノイズ、感度を損なうことなく非常に微量な生体高分子の小さな変化を測定することができます。
<仕様>
温度範囲:-10℃ ~ 130℃
スキャン速度:0.001°C ~ 2°C/分
短期ノイズ:0.015µワット
ベースライン再現性:0.028µワット
セル容積:300 µL
セル構成:固定、キャピラリー
セル材料:白金
圧力摂動熱量分析 (PPC) 最大6の雰囲気を内蔵
熱測定タイプ:電力消費
自動仕様
サンプル容量:2つの標準プレート x 96ウェル x 1000µL/ウェル
サンプルトレー温度制御範囲:4°C ~ 室温
洗浄/すすぎバッファーポート:サンプル/参照セルは4、サンプルハンドリングシリンジは2
【ポスター】Affinity ITC,NanoDSC
【ポスター】Affinity ITC,NanoDSC 製品画像
TA instrumentsのAffinity ITCとは、
【特長】
■AccuShot最良の攪拌のために適切な位置に滴定サンプルを送液
■FlexSpin革新的な低速攪拌、効率的な混合と高感度を提供
■ユーザーが選択可能なクリーニングシステムは測定間に生じるコンタミを排除
■正確で信頼性の高い滴定のためのインテリジェントハードウエアポジショニング
■等温温度制御用の固体素子アクティブヒーティング&クーリング

TA instrumentsのNanoDSCとは、
【特長】
■内蔵した精密加圧システムにより、セル内の圧力を正確かつ一定に維持
■凝集、沈殿傾向のあるサンプルが分析可能なキャピラリーセル設計
■比類なきパフォーマンスを発揮するための最高の感度、最小のセルボリューム
■正確なモデルフィッティングとマルチファイルバッチ処理が可能なNanoAnalyzeソフトウェア
等温滴定熱量計 Affinity ITC(カロリーメーター)
等温滴定熱量計 Affinity ITC(カロリーメーター) 製品画像
【仕様 ※抜粋】
[標準容量/低容量]
■最小検出熱:0.05 μJ
■最大検出熱:5,000 μJ
■低ノイズレベル:0.0014 μW
■ベースライン安定性:0.02 μW/hr
■温度安定性:±0.00005℃ (25℃設定時)
■操作温度範囲:2 ~ 80℃
■サンプルセルサイズ:1.0 mL/190 μL
■滴定シリンジ容量:250 μL
■最小滴定容量:0.01 μL

※こちらのページからは総合カタログがダウンロード可能です。
個別の製品カタログは表紙のみとなりますので、完全版をご希望の方は弊社営業担当にお申し付けください。
【特集号】熱分析による医薬品のキャラクタリゼーション
【特集号】熱分析による医薬品のキャラクタリゼーション 製品画像
【その他の掲載内容(抜粋)】
■等温滴定熱量計「Affinity ITC」
 測定事例:酵素と阻害剤の結合定数評価、酵素反応速度論評価および阻害剤の影響について
■生体高分子用微小熱量計「Nano DSC」
 測定事例:Nano DSC採用キャピラリーセルと一般的コイル型セルの比較
■等温熱量測定装置「TAM」
 測定事例:腫瘍細胞の代謝計測による抗がん剤の薬効評価

※掲載内容・オンラインセミナーの概要について
 詳しくは「PDFダウンロード」よりご覧ください。お問い合わせもお気軽にどうぞ。
多検体同時測定熱量計 RS-DSC(カロリーメーター)
多検体同時測定熱量計 RS-DSC(カロリーメーター) 製品画像
【仕様 ※抜粋】
セルの形状 使い捨て式マイクロ流路
セルの素材 ガラス
サンプル形式 MFC (マイクロ流路チップ)
使用セル容積 11 µL
サンプル容量 MFC 24個
一般的なサンプル濃度 20 mg/mL – 330+ mg/mL IgG (タンパク質による)1
サンプルスループット > 96 サンプル/日
温度範囲 20~100℃
温度スキャン速度 1 または 2℃/分
温度精度 ± 0.2℃(熱量計全体); ± 0.1℃ 再現性2

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