ティー・エイ・インスツルメント・ジャパン株式会社

(TAInstruments)

水分吸脱着重量測定装置『Discovery SA』

最終更新日: 2024-04-16 14:40:36.0
温度と湿度が制御された条件下で測定が可能な水分・蒸気吸脱着重量測定装置

『Discovery SA』は、コンパクトで使いやすく、吸着分析装置に要求される性能と
信頼性を提供します。

温度や相対湿度が管理された条件下で、自動で物質の水分吸着、脱着の重量変化の分析を行うよう設計されています。

また、温度コントロールされた高感度熱天秤、革新的な湿度発生システム、
マルチポジションオートサンプラー、およびTRIOSソフトウェア
プログラムが搭載されています。

【特長】
■特許取得済み
■コンパクト
■温度コントロールされた高感度熱天秤
■革新的な湿度発生システム
■マルチポジションオートサンプラー搭載

基本情報

【仕様】
■温度コントロール熱天秤:標準装備
■ダイナミック重量レンジ:1000mg
■ベースラインドリフト: < 0.25~1 μg
■シグナル分解能:0.01μg
■温度範囲:5~85℃
■等温安定性:+/- 0.1℃
■相対湿度コントロール:0~98%RH
■湿度正確度: +/- 1%RH
■オートサンプラー:標準装備
■水分補充ポンプ:標準装備
■サンプルパン: 金属コートクオーツ 180μL
         プラチナ 50、100μL
         アルミ密封型パン 20μL

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用途/実績例 ※こちらのページからは総合カタログがダウンロード可能となっております。
 個別の製品カタログは表紙のみとなりますので、
 完全版をご希望の方は弊社営業担当にお申し付けください。

詳細情報

形態安定性の特性評価.PNG
形態安定性の特性評価
製剤材料、特にアモルファス糖類では湿度変化にさらされることで形態変化が起こります。湿度が増加するにつれ吸着水は材料を可塑化しガラス転移温度を低下させます。ガラス転移温度が測定温度まで下がると一般的に結晶化が起こります。このデータは25℃で湿度を一定に増加させた際の、アモルファスラクトースの挙動を示しています。重量測定シグナルの特徴がアモルファス相のガラス転移と結晶化を含む様々な形態変化を示します。

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