ティー・エイ・インスツルメント・ジャパン株式会社

(TAInstruments)

示差走査熱量計 DSC サンプルパンの選択と試料調整

UPDATE   最終更新日: 2024-11-28 13:53:41.0
DSCを上手く測定するために大切なことは、サンプルと目的に合わせて適切なパンとリッドの選択!

TA製品 示差走査熱量計(DSC)を使用して、DSCを上手く測定するための、サンプルパンの選択と試料調整について、YouTubeでご説明しております。
<示差走査熱量計 DSC>
材料における温度遷移と関連する熱温度と熱流を測定します。一般的な用途には、研究、品質管理、製造用途における材料の調査、選択、比較、最終用途パフォーマンス評価があります。TAインスツルメントのDSC技術で測定される特性には、ガラス遷移、冷結晶化、位相変化、融解、結晶化、製品安定性、硬化/硬化反応速度、酸化安定度があります。
TAインスツルメントが近年開発したTzeroDSC技術はヒートフローを測定するための革新的で、非常に正確な方法です。ベースラインの平坦性、遷移の分解能、感度が大幅に向上しています。Tzero技術によって、熱容量の直接測定が可能になり、Modulated DSC測定が高速かつ正確になります。

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基本情報

<測定用パンの選択>
TAインスツルメントでは多様な実験に適応できる様々なパンをご用意しています。測定温度範囲や圧力範囲、サンプルの組成や反応性はどうか、など、測定条件やサンプルに合わせてパンの材質や形を選択できます。
☆アルミニウム製のパンは、熱伝導率が高く、不活性で低コスト。
最もよく使用されています。600℃以下の測定でサンプルがアルミニウムと反応しない場合は、まずはアルミニウムパンの使用をお勧めします。
☆600℃以上での測定の場合は、銅や金、プラチナ、グラファイトのパンを使用可能。サンプルや測定雰囲気との反応性でどの材質のパンを使うか決定できます。
☆Tzeroシリーズは、抜群の底面平坦性により分解能,感度,エンタルピーや熱容量の再現性が向上。
☆Standardシリーズは一般的な測定向きです。パフォーマンスとコストの両立が可能。

価格帯 お問い合わせください
納期 お問い合わせください
型番・ブランド名 Discovery DSC
用途/実績例 【DSCの主な評価項目】
<DSC 示差走査熱量計>
融解熱,温度/ガラス転移温度/結晶化,融解/反応熱,温度/酸化

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