サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社/Thermo Fisher Scientific K.K.

タンパク質製剤分離の選択肢:HICカラムの技術資料贈呈

最終更新日: 2024-01-15 10:44:38.0
「PDFダウンロード」から、疎水性相互作用クロマトグラフィーを用いたモノクローナル抗体の不純物検出についての資料をご入手ください

近年、タンパク質製剤を分析するにあたり、疎水性相互作用クロマトグラフィー(HIC)カラムの需要が高まっています。

タンパク質を変性させ、本来の構造を効果的に破壊する逆相液体クロマトグラフィーとは異なり、HIC はタンパク質の本来の構造と生物活性を保持するため、結合や細胞レベルの効力試験などの下流の機能分析に有用であるためです。

MAbPac HIC-10 LC カラムおよび MAbPac HIC-20カラムは、特許取得済みのアルキルアミド基を有するワイドポアシリカ粒子を基材のHICカラムで、タンパク質製剤の酸化や脱アミド化バリアントの分離に適しています。

MAbPac HIC-Butylカラムは、親水性ポリマー基材に適切な密度でブチル基を結合しているHICカラムで、サンプルの充填剤への吸着を軽減してキャリーオーバーを抑制する特長があり、ADC(antibody-drug conjugates:抗体薬物複合体)分析に適しています。

当社HICカラムを使用した分析例をPDFダウンロードからご覧いただけます。

基本情報

MAbPac HIC-10カラムおよびMAbPac HIC-20カラムは、特許取得済みのアルキルアミド基を有するワイドポアシリカ粒子を基材のHICカラムで、以下のような特長があります。

【特長】
■mAbsなどのタンパク質製剤の変異体に適切な選択性
■酸化変異体の優れた分離
■高分離能かつ高効率
■有機溶媒および水系移動相の両方に適合
■堅牢なカラム安定性

MAbPac HIC-Butylカラムは、ポリマー基材の高分離疎水相互作用クロマトグラフィー(HIC)カラムで、以下のような特長があります。

【特長】
■ADC分析に適した選択性
■高分離および高効率分析
■幅広いpH領域で安定(2~12)
■低キャリーオーバー
■再現性のよいカラム充填

価格帯 お問い合わせください
納期 お問い合わせください
用途/実績例 タンパク質製剤の酸化および脱アミド化の分離
変性条件の逆相カラムでは分離が難しい生体高分子の分離
ADC(antibody-drug conjugates:抗体薬物複合体)の薬物抗体比分析

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