株式会社ケンコー・トキナー 本社

【コーティング事例】金型の離型性(樹脂離れ)の改善

最終更新日: 2021-10-26 14:33:23.0

使用時に寿命が短い理由は下地処理の段階!従来の膜と比べ寿命は1.5倍ほどに伸びた事例

容器などの樹脂成型を行っている会社様から、樹脂離れ(離型性)が良く、
適度に硬い膜が無いかと相談を頂きました。

現在使用している膜は離型性はあるが、樹脂材にパール系の硬い物質が
含まれているため、母材へのアタックが激しく膜が持たなくて困っていると
相談されました。

容器の強度を持たせるために、製品によってはパール系が材料に混ざって
いるそうですが、どうしても設備へのダメージも大きく表面コーティングの
必要性が大きくなってきます。

樹脂離れ性(離型性)が悪くなると不良が発生するため、硬度よりも樹脂
離れ性を優先してコーティングを行ったが、両方の機能を兼ね持ちお客様の
お悩みを解消できる期待があるため、TiNコーティング処理を提案しました。

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