▼課題
・フランジ端面の油溜り(油溝部)は、通常鍛造では製作しない難形状。
・強度を保つため(コストを抑えるため)鍛造で製作したい。
内部硬度15~25HRCを保証してほしい。
▼解決
・鍛造で溝を成形する為、前工程の形状について試行を重ねて決定。
・内部硬度の保証について、客先、熱処理メーカーと3社で検討を重ね、製品破壊検査により表面硬度と内部硬度の相関関係のデータを作成。表面硬度にて内部硬度を保証した。
・油溜り(油溝部)の素材成形、S35Cの材質で内部硬度を保証できるのは当社だけだった。
▼仕様
材質:S35C
重量:1.63kg
寸法:Φ113×95.2mm
精度:-0.5~+1.5mm(一般公差)
設備:2500トン フォージングプレス
数量:100~3,000個/月
▼金型
自社で金型設計~金型製作、メンテナンスまで対応。
鍛造品の製作だけでなく、金型設計から請け負うため、製品の精度を保つことが可能です。
東京精密鍛造株式会社
〒300-2727 茨城県常総市大沢1858
TEL:0297-42-4631
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