ターク・ジャパン株式会社

IO-Link 対応 モジュラー型 端子台式 リモートI/O

最終更新日: 2022-08-26 13:55:52.0
多くのフィールドバスプロトコル、IOの種類を選択、組み合せ可能なモジュラ型リモートI/O、入出力機器を効率的にPLCと接続します

タークのモジュラー型リモートI/O「BL20シリーズ」は、IO-Linkデバイスを含む数多くの入出力機器を自由な組み合わせで効率的に各社PLCと通信させます。

■マルチプロトコル
1台のリモートI/Oが3種類の産業用イーサネット通信(EtherNet/IP、PROFINET、Modbus TCP)に対応。リモートI/Oは、接続されたネットワークプロトコルを識別し、自動的に通信を開始します。

■マルチベンダー
オープンなエンジニアリングインターフェース FDTに対応し、各社のFDTに対応したIO-Linkマスタ、全てのIO-Linkデバイス、さらに各種産業用ネットワークをボーダレスに接続し同時に設定、監視することができます。

■組み合わせ自由なモジュール式
バス通信を行うゲートウェイ、I/O機能を持つ機能モジュール、I/O配線接続のベースモジュールを自由に選択することが可能です。

★ デモ機の貸出を実施中。PLCとの接続方法や使用方法・システム構成について、訪問しての技術サポートも実施しています。

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基本情報

■ 多くのフィールドバスプロトコルをサポート
PROFIBUS、PROFINET、DeviceNet、EtherNet/IP、EtherCAT、Modbus TCP、CANopen、およびIO-Linkマスタのゲートウェイをラインナップしています。

■豊富なI/O種類
リレー出力を含む各種デジタル入出力だけでなく、アナログ入出力、熱電対、測温抵抗体(RTD)、RS232、RS485、SSIインターフェースなどの多様なI/Oをラインナップしています。

■ねじ端子とケージクランプ端子が選択可能
ベースモジュールはねじ端子とケージクランプ端子から選択が可能です。

■機能モジュール、I/O電源のグループ化可能
電源モジュールを使用することにより、機能モジュール電源、I/O電源のグルーピング、ゲートウェイモジュールとの切り分けが可能です。

■グラフィカルな設定ツール
無償のFDTフレーム PACTware上でI/Oの設定が可能。
PLCとの接続前の設定、別のBL20ステーションに設定のコピーも可能です。

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型番・ブランド名 BL20シリーズ
用途/実績例 【タークのIO-LinkマスタがIO-Link通信を使ってできることの例】

・ PLCから直接IO-Linkマスタ(リモートI/O)へのパソコン無しでの設定、および設定変更が可能。
・ PLCから直接IO-Linkデバイス(センサ・アクチュエイタ等)の設定が可能。
・ PLCから直接IO-Linkデバイス(センサ・アクチュエイタ等)の機動的な設定変更が可能。
・ PLCやIO-Linkマスタに、IO-Linkデバイス(センサ・アクチュエイタ等)の設定を保存可能。
・ 多くのIO-Link対応デバイスは、「アプリケーションスペシフィックタグ」という書き込み領域が確保され、RFIDのタグのように読み書き可能。
・ 多くのIO-Link対応デバイスは、固有の自己診断機能やアラーム機能を持っています。
・ IOハブ(TBILシリーズ)を使用することでIO-Linkマスタ4点のIO-Linkマスタ機能モジュールに最大64点のデジタル入出力点数をまとめることができます。

詳細情報

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タークは中国の自動車部品メーカのディファレンシャルギア製造工場で、センサ・アクチュエータ接続用のIO-Linkソリューションが、いかにに簡単かつ迅速かつ効率的であるかを証明しています。

中国の自動車メーカはタークのIO-Link対応のI/Oハブ TBILを用いて何百ものセンサやアクチュエータを接続しています。I/Oハブは16点のセンサ・アクチュエータを接続できます。このソリューションは迅速な設置とコスト削減をもたらします。PROFIBUS対応のリモートI/O、BL20にIO-Linkのマスタモジュールとデジタル信号モジュール、アナログ信号モジュールの混在が可能です。
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タークは、PROFIBUS-DP用のBL20シリーズに、IO-Linkマスタモジュールを組み込んだ省スペースソリューションを提供することができます。 タークのIO-Link対応I/Oハブは、現場のセンサとアクチュエータを接続するのに理想的です。I/Oハブは、IO-Linkを使用して、標準センサケーブルを介して最大16点のバイナリ信号をIO-Linkマスタに送ります。 I/OハブはIP67への保護等級を備えているため、できるだけセンサーとアクチュエータの近くで直接フィールドに取り付けることができます。

さらに、設置後に障害が発生した場合でも、IO-Linkを使用することでメンテナンスは簡単でした。障害の場所は、個々のフィールドデバイスのすぐ下で特定でき、断線または短絡の間で区別することができます。IO-Linkの使用により診断情報も活用出来ました。

また、お客様は圧力センサや温度センサなどのアナログ出力を行うセンサもIO-Linkに対応していればIO-Linkマスタに接続が可能です。アナログ入力用のI/Oモジュールやシールドケーブルは一般的に高価です。
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『BL20マルチプロトコルゲートウェイとIO-Link対応のI/Oハブの組み合わせによる、排気システム生産ラインのシステム構築の柔軟性と効率化』

トルコのシステムインテグレータであるTeknodrom Robotik ve Otomasyon社は、ある大手排気システムメーカーのトルコの生産ラインの建設を実施しました。このプロジェクトの最大の難問は、溶接工程がいくつもあるため、堅牢でEMI耐性が高く、さらに可変性に富んだ技術で、生産ラインに必要な柔軟性が必要なことでした。

この大手排気システムメーカはタークのモジュラー式のリモートI/O、BL20を選びました。その理由は新しい生産ラインは複数のフィールドバスシステムと通信を行う必要があったからです。BL20はPROFINET、EtherNet/IP、MODBUS TCPをサポートし、自動認識を行うマルチプロトコル対応の通信モジュールをラインナップしています。また、BL20のI/Oモジュールも組み合わせが可能でバラエティに富んでおり、生産ライン上での入出力の種類や点数に柔軟に対応出来ました。
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IO-LinkマスタモジュールであるBL20-4IOLゲートウェイと、IO-LinkスレーブであるIP67のI/Oハブ、単一の非シールドの3線式ケーブルを使用して、フィールドから制御キャビネットまで最大16点のスイッチング信号を送信します。 I/OハブはIO-Linkスレーブとして機能し、16本のデジタル信号をBL20ゲートウェイ上のIO-Linkマスタに送ります。これにより、配線作業や配線エラーが大幅に軽減されます。

生産ライン中の溶接部分であっても、IO-Linkソリューションはこれまでの多芯ケーブルとON/OFF信号のみのI/Oと比べて、非常に簡素、迅速、経済的です。また品質保証にも貢献します。全ての信号は保護等級IP67のタークのI/Oハブを介してBL20に取り込まれ、 IO-Linkマスタおよびマルチプロトコルゲートウェイは、イーサネット経由でコントローラとの追加通信を処理します。IO-Linkのおかげで、ユーザはシールドケーブルやその他のEMC対策の費用を節約できます。

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