ULでは、日本およびCE、FCC、ISEDをはじめとする世界中の様々な規格に準じた5G人体曝露試験サービスを提供可能です。同試験サービスの国内提供開始に合わせ、三重県伊勢市の施設内にプローブとコールボックスを新たに導入しました。これによりFR1(6 GHz帯以下)の機器を対象とした5G SAR試験*1が可能となりました。FR2(ミリ波帯)に関しては、FTM(Factory Test Mode)対応機器であればSAR試験を、FTM非対応機器に対しては電力密度測定が提供可能となります。
*1 SAR試験: 無線機器を一定期間使用した際に、電磁エネルギーが生体組織にどの程度吸収されるかを測定する試験。先端にX、Y、Z軸方向のセンサーを持つプローブを用いて製品が発する電磁波の強さを測定することで、人体への影響(熱作用)を評価。
*2 GCF/PTCRB: GCF(Global Certification Forum)およびPTCRB(PCS Type Certification Review Board)。認証試験基準を定めている団体。
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