株式会社UL Japan

2022-02-14 00:00:00.0
[お知らせ] 次世代通信のコアテクノロジー、Time Averaged SAR (TAS) 機能搭載機器の認証試験サービスを開始しました

製品ニュース   掲載開始日: 2022-02-14 00:00:00.0

米国の第三者安全科学機関であるULは、日本国内はもとより、世界各国への無線搭載通信機器等製品の規制適合試験、認証取得対応支援を行っています。その事業の一環として、三重県伊勢市 伊勢本社内の本社EMC試験所にて、次世代通信のコアテクノロジー、TAS搭載モデルの認証試験サービスを開始しました。

進化する通信技術に対する人体曝露への基準適合のため、TASを搭載する製品が増加しています。この技術は、時間平均電力制御ともよばれ、通信品質を落とさず、送信状態を変動させることにより、電波の平均出力を低減させる技術になります。TASを搭載した製品への各国の電波規制の要求にしたがった適合試験は、従来の測定装置では実施できませんでしたが、このたび、新たにTAS搭載機器の測定に対応可能な試験設備を導入し、TAS搭載モデルの認証試験サービスを開始しました。既存の電波利用設備に加え、TAS搭載機器を含めた電波利用機器への法規適合試験サービスを提供し、北米(FCC, ISED)、欧州(CE Marking)、日本(電波法)など、認証対応範囲の拡大を進めてまいります。

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SARの現状
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250MHz~5.8GHz帯までの Head SAR と Body SAR が試験可能です

SAR(Specific Absorption Rate)は、人体への特定部位に加えられた電磁波エネルギーの比吸収率を意味しています。SAR試験には、頭に対する Head SAR 試験と胴体(頭以外)に対する Body SAR 試験があります。 当初、主な試験は、携帯電話やコードレス電話など頭に対して加えられた電磁波エネルギーの Head SAR 試験でした。しかし現在では携帯電話以外の無線機器の増加に伴い、米国を中心に胴体(頭以外)に対する Body SAR 試験の要求が増えてきています。 UL Japanでは、DASY5を導入しており、250MHz~5.8GHz帯までの Head SAR と Body SAR が試験可能です。また、GSMやCDMA、LTE方式を採用した携帯端末、情報端末などを試験するために移動機テストセットもご用意しております。

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