『Stunner』は、2μLの同一サンプルからUV/Vis濃度、動的光散乱(DLS)、静的光散乱(SLS)のデータを同時に得ることができる製品です。 AAVやアデノウイルスを詳しく調べて総キャプシド力価やEmpty/Full比率を測定したり、脂質ナノ粒子のペイロード濃度およびサイズデータを一度に取得したりすることが可能。 濃度、流体力学的サイズ、多分散性、凝集体の有無をまとめて解析し、タンパク質の品質を見極めることもできます。これにより、お持ちのAAV、アデノウイルス、脂質ナノ粒子やタンパク質が目的に適したものかどうか、即座に知ることができます。 【特徴】 ■2μL、最大96サンプルを一括60分*/12分**で測定 *DLSで測定の場合 **UV/Visのみで測定の場合 【アプリケーション】 ■AAV/アデノウイルス キャプシド力価 ■AAV/アデノウイルス Empty/Full比率 ■脂質ナノ粒子(LNP)ペイロード量 ■凝集測定 ■濃度測定 ■サイジング & 多分散性 ■B22 & kD ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
課題:
近年では、ウイルスが遺伝子治療やワクチンなどのモダリティとして多く用いられ、研究・開発が進められています。アデノウイルスはその代表的なウイルスの一つですが、従来の評価手法は多岐に渡り多くの時間と手間がかかります。
例えば、キャプシドの力価、Full/Empty比率、凝集の有無について迅速に答えを得ることは大きな課題です。260nmのUV/Vis吸光度(A260)は、アデノウイルスの力価を最も早く確認できる方法とされていますが、ウイルスを変性させる必要があるため、30分程度アッセイに時間がかかります。また、A260の結果は、タンパク質やDNAのコンタミネーション、その他あらゆるものに阻害されます。
さらに、qPCRのような力価測定方法は、時間や手間がかかるだけでなく、サンプルを大量に消費するため迅速なチェックには適しません。
セミナー概要:
本セミナーでは、Stunnerがワンスストップソリューションとして、どのようにこれらの課題を迅速・正確に解決できるか解説します。また、アデノウイルスベクターサンプルのQCへの活用、そしてさまざまな型のアデノウイルスの評価も見ていきます。
開催日時 | 2023年04月25日(火) 14:00 |
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参加費 |
無料 |
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Unchained Labs株式会社