株式会社吉田SKT

テフロンコーティング 「ピンホール検査の方法」

UPDATE   最終更新日: 2024-11-18 08:06:44.0
テフロンコーティングを長くお使い頂くためには選定や加工技術だけでなく、品質検査も重要です。吉田SKTの品質検査をご紹介します。

そもそもテフロンコーティングの塗膜にピンホールがあるとなぜ問題になる
のでしょうか?

通常のフッ素樹脂コーティング(膜厚:20~50μm)では、
その塗膜上には目に見えない大きさの、基材まで達する無数の穴(ピンホール)
が存在しています。

たとえば非粘着性やすべり性を与えるという用途の場合、
これらのピンホールが性能に悪影響を及ぼすことはまれです。

しかし耐食性が求められる用途の場合、薬液がピンホールを通って基材
(金属)に達してしまい、基材に腐食が発生し穴があく原因になったり、
塗膜がはがれる原因になったりします。

ピンホールをなくすためには、塗膜を塗り重ねることで厚膜化し、塗膜表面から基材まで通じたピンホールがないようにします。

吉田SKTでは、コーティング仕様や基材に応じて絶縁抵抗計やピンホールテスター、
化学式検出法で検査を行っています。

これらの方法は塗膜に傷をつけることのない、非破壊タイプの検査です。

※ピンホール検査についての詳細はリンクよりホームページをご覧いただくか、 お問い合わせください。

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