株式会社吉田SKT

フッ素樹脂 PTFE ETFEの違いとは? 

最終更新日: 2024-12-11 19:02:32.0
【資料進呈中】フッ素樹脂「PTFE」と「ETFE」樹脂やコーティングの特長の違いをご紹介します。

フッ素樹脂”PTFE”と”ETFE”の特長の違いを解説します。

■樹脂名
 PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)
■特長
 フッ素樹脂の中で最初に発見されて開発された樹脂です。連続使用温度が
 260℃で耐熱性のほか、低摩擦特性、非粘着性に優れています。溶融粘度が
 高く、射出成形は難しい樹脂ですが、フライパンやホットプレートなどの
 コーティングとしても利用されています。

■樹脂名
 ETFE(テトラフルオロエチレンエチレン共重合体)
■特長
 ETFEは、パーフルオロ系フッ素樹脂とは異なり、分子構造中に水素原子(H)
 を含みます。そのため、PTFEやFEPなどと比べて耐薬品性や耐熱性は低く、
 連続使用温度はPTFEの260℃に対してETFEは150℃です。
 一方で、ETFEの機械的強度は高く、低融点で加工ができるため、
 耐食ライニングや耐摩耗性が必要な用途で利用されています。

※詳しくは”PDFダウンロード”をクリックいただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。 

関連動画

基本情報

【テフロン樹脂、フッ素樹脂の特性】

■非粘着性
付着性の強い粘着物に対しても離型がよく、付着しないか、または、付着しにくい性質のことです。

■撥水・撥油性
表面に水や油がついても良く弾きます。よって汚れがつきにくく簡単に洗浄できます。

■耐熱性・耐寒性
樹脂の中では耐熱性が高く、高温(260℃)に耐えます。また-260℃の低温にも耐えます。

■低摩擦性
滑りやすく低い摩擦係数をもっています。また、潤滑性に非常に優れています。

■耐薬品性
酸やアルカリ等の化学薬品に侵されたり、腐食することがほとんどありません。
コーティングの場合、被膜が薄いと被膜はおかされませんが、薬品・溶液が被膜を浸透して基材を腐食させますので、被膜を厚くして基材の腐食を防ぎます。

■電気特性
絶縁耐力(絶縁破壊の強さ)、体積抵抗率、表面抵抗率は大きく、電気絶縁性に優れます。  

価格帯 お問い合わせください
納期 お問い合わせください
用途/実績例 お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ

下記のフォームにお問い合わせ内容をご記入ください。
※お問い合わせには会員登録が必要です。

至急度  必須
ご要望  必須
目的  必須
添付資料
お問い合わせ内容 
【ご利用上の注意】
お問い合わせフォームを利用した広告宣伝等の行為は利用規約により禁止しております。
はじめてイプロスをご利用の方 はじめてイプロスをご利用の方 すでに会員の方はこちら
イプロス会員(無料)になると、情報掲載の企業に直接お問い合わせすることができます。
メールアドレス

※お問い合わせをすると、以下の出展者へ会員情報(会社名、部署名、所在地、氏名、TEL、FAX、メールアドレス)が通知されること、また以下の出展者からの電子メール広告を受信することに同意したこととなります。

株式会社吉田SKT

製品・サービス一覧(487件)を見る