■テフロンとフッ素樹脂の違い
テフロンは、ケマーズ社の商標で、フッ素樹脂のブランド名です。
フッ素樹脂にはPTFE、FEP、PFA、ETFEなどさまざまな種類がありますが、
テフロンは、その一部の商標になります。
テフロンはデュポン社の登録商標で、『Rマーク』、ケマーズ社では、『TMマーク』で表記されています。
テフロン加工のフライパンは、テフロン加工という名称を社会に広く浸透させました。
現在ではフッ素樹脂よりもテフロンの名称のほうが有名です。
ほかの化学メーカーでもフッ素樹脂は製造されており、それぞれ異なる商品名で売り出されています。
工業用テフロン加工は、ケマーズ社(デュポン社)とのライセンス契約を締結した工場で加工が可能です。
吉田SKTは、昭和43年1月に米国デュポン社と
Licensed Industrial Applicator(工業用品塗装指定工場)の契約を結んでおります。
基本情報
【テフロン樹脂、フッ素樹脂の特性】
■非粘着性
付着性の強い粘着物に対しても離型がよく、付着しないか、または、付着しにくい性質のことです。
■撥水・撥油性
表面に水や油がついても良く弾きます。よって汚れがつきにくく簡単に洗浄できます。
■耐熱性・耐寒性
樹脂の中では耐熱性が高く、高温(260℃)に耐えます。また-260℃の低温にも耐えます。
■低摩擦性
滑りやすく低い摩擦係数をもっています。また、潤滑性に非常に優れています。
■耐薬品性
酸やアルカリ等の化学薬品に侵されたり、腐食することがほとんどありません。
コーティングの場合、被膜が薄いと被膜はおかされませんが、薬品・溶液が被膜を浸透して基材を腐食させますので、被膜を厚くして基材の腐食を防ぎます。
■電気特性
絶縁耐力(絶縁破壊の強さ)、体積抵抗率、表面抵抗率は大きく、電気絶縁性に優れます。
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