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フッ素ゴム テフロン フッ素樹脂の違いとは? 

UPDATE   最終更新日: 2024-05-06 19:17:13.0
フッ素ゴムとテフロン フッ素樹脂の違いについてご紹介します。

フッ素ゴムは、共重合組織にC-F結合をもち、ゴムの中では卓越した耐薬品性や耐油性、耐薬品性を有します。
代表的なものとしてFKMが挙げられます。
一方フッ素樹脂は、フッ素原子を構造にもつプラスチックでPTFEやFEP、PFAなどが挙げられます。

■特徴の違い

【フッ素ゴム】(FKM)
石油系の油や燃料に対して優れた耐性を持ちます。
紫外線や大気汚染物質に対して耐久性があり、屋外での使用に適しています。
一般的に230℃程度まで使用することができます。

【フッ素樹脂】(PTFE)
酸やアルカリ、溶剤、燃料、高い酸素指数を持つ有機物など、多くの物質に対して耐性を発揮します。
非常に滑らかで非粘着性が高いため、他の物質がくっつきにくくなります。
これはテフロン (Teflon) などの商標名で有名なPTFE (ポリテトラフルオロエチレン) の特性として広く知られています。
フッ素樹脂は高温に対して優れた耐性を持ちます。通常、260℃の高温まで使用出来ます。

※フッ素ゴムに、フッ素樹脂加工することで、表面にフッ素樹脂の特性を付与できます
 詳しくはお問い合わせください。

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基本情報

テフロンは、ケマーズ社のフッ素樹脂の商標です。

【テフロン樹脂、フッ素樹脂の特性】

■非粘着性
付着性の強い粘着物に対しても離型がよく、付着しないか、または、付着しにくい性質のことです。

■撥水・撥油性
表面に水や油がついても良く弾きます。よって汚れがつきにくく簡単に洗浄できます。

■耐熱性・耐寒性
樹脂の中では耐熱性が高く、高温(260℃)に耐えます。また-260℃の低温にも耐えます。

■低摩擦性
滑りやすく低い摩擦係数をもっています。また、潤滑性に非常に優れています。

■耐薬品性
酸やアルカリ等の化学薬品に侵されたり、腐食することがほとんどありません。
コーティングの場合、被膜が薄いと被膜はおかされませんが、薬品・溶液が被膜を浸透して基材を腐食させますので、被膜を厚くして基材の腐食を防ぎます。

■電気特性
絶縁耐力(絶縁破壊の強さ)、体積抵抗率、表面抵抗率は大きく、電気絶縁性に優れます。  

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