株式会社アントンパール・ジャパン

元素分析前処理(マイクロウェーブ酸分解)における 試薬の自動分注装置 :フッ化水素酸等の自動添加装置

最終更新日: 2024-03-05 11:57:42.0

上記では、電子ブックの一部をご紹介しております。

試薬の自動分注は、分析作業者の安全性向上と、分析業務の生産性の向上に寄与します。

元素分析の重要性が高まっている一方、業務効率の改善と、分析作業者の安全性も求められており、昨今のラボマネジメントは多くの課題を有しています。その中で、自動化への注目も高まっています。
特に、酸分解においては、フッ化水素酸をはじめとするリスクの高い毒物を使用せざる得ないケースもあり、その取り扱いには十分な対策が必要とされています。

分析作業の自動化に際し我々が最も重要視しているのが、各現場によるニーズをいかに汲み取るかです。
分注業務全体の自動化も可能ですが、導入コストも高くなり、それだけ導入までの時間的、費用的なハードルが高くなります。日常的に行われている業務課題にいち早く対応するために、まずは、リスクの高いフッ化水素酸のみの添加装置をご提案することも可能です。
また、分注方法についても、ポンプだけでなく、既存のSOPに対応するためにピペットとチップを使用したスタイルを再現することも可能で、ユーザーごとの要望にきめ細かく対応します。

機能例:キャップ開閉、分注、洗浄、ディスポチップ交換

関連情報

試薬の自動分注装置:元素分析前処理、マイクロ波酸分解、フッ酸等
試薬の自動分注装置:元素分析前処理、マイクロ波酸分解、フッ酸等 製品画像
分析作業の自動化に際し我々が最も重要視しているのが、各現場によるニーズをいかに汲み取るかです。
分注業務全体の自動化も可能ですが、導入コストも高くなり、それだけ導入までの時間的、費用的なハードルが高くなります。日常的に行われている業務課題にいち早く対応するために、まずは、リスクの高いフッ化水素酸のみの添加装置をご提案することも可能です。
また、分注方法についても、ポンプだけでなく、既存のSOPに対応するためにピペットとチップを使用したスタイルを再現することも可能で、ユーザーごとの要望にきめ細かく対応します。
マイクロ波前処理装置 Multiwave 7000
マイクロ波前処理装置 Multiwave 7000  製品画像
【サイズ】
 横幅:50cmm x 高さ:47cm x 奥行:80cm
 ※冷却装置など、付帯設備は不要です。写真の本体だけで分解可能です。

【装置仕様】
 温度:最大300℃ 圧力:最大199bar 出力:最大2000W
マイクロ波試料前処理セミナー「微量金属元素分析試料前処理の基礎」
マイクロ波試料前処理セミナー「微量金属元素分析試料前処理の基礎」 製品画像
速い加熱速度
マイクロ波を使用すると、電磁エネルギーの熱エネルギーへの変換が非常に効率的に機能し、非常に速い加熱速度が得られます。従来の加熱では、熱は外部から来て、対流によって反応混合物に入りますが、多くの場合マイクロ波はマイクロ波透過性の容器壁を通過し、分子ベースで反応混合物を加熱します。

瞬時のオンとオフ
マイクロ波放射は瞬時にオン/オフできますが、従来の加熱ではできません。瞬時にオンとオフを切り替えるこの機能により、温度がオーバーシュートした場合は瞬時に加熱を止めることもできます。
マイクロ波前処理装置 ICH Q3D、 USP対応サポート
マイクロ波前処理装置 ICH Q3D、 USP対応サポート 製品画像
それぞれの剤形に従って、PDE(許可された毎日の曝露)制限が各要素に対して定義されています。製造業者は、リスク評価の範囲内で、特定の製品に関連するPDEを超える可能性があるかどうかを評価する必要があります。

USP
USP232>元素不純物-制限および<233>元素不純物-手順は、2018年1月にUSP <231>に置き換わりました。チャプター<232>に記載されている制限は、ICHガイドラインの要件と完全に一致しています。

EP ヨーロッパ薬局方
欧州薬局方委員会は、Ph.Eur.のICHQ3Dガイドラインにおいて2017年12月以降、EU市場のすべての製品に適用する必要があります。

JP 第十八改正日本薬局方
日本薬局方の一般試験法 2.66 元素不純物に製剤中の元素不純物の管理が記載されました。また、第十八改正日本薬局方第二追補には「皮膚適用製剤」への言及も加わり、対象の製剤が増えることになりました。
大気中微小粒子状物質(PM2.5)成分測定用マイクロ波前処理装置
大気中微小粒子状物質(PM2.5)成分測定用マイクロ波前処理装置 製品画像
特定機器分析研修 2020年の講義内容:
1.微量金属元素分析の試料前処理法を知る
2.マイクロウェーブと加圧密閉容器の特徴を知る
3.酸分解に使用する試薬とその作用、選択方法を知る
4.微量元素分析の為の試料前処理を行う上で重要な事
5.PM2.5・有害大気分析で用いる実際の試料処理メソッド
6.いつものメソッドで試料が分解しない、新規メソッド作成時の分解不良の時の対策
7.アントンパール社のご紹介と装置のご紹介

 ICPの前処理として、酸分解→濃縮までがスムーズに、安全に行えることが大切です。分析の精度や問題は、分析装置の問題とは限りません。前処理装置の向上や、適切な仕様を選択し、適切なサポートを受けることで処理効率を向上させたり、精度や分析上の問題点を解決させることができます。

 アントンパールでは2016年から毎年、全国の分析担当者様のスキルアップのため、ご協力させていただいております。
 講義内容の確認や出張セミナーも承りますので、お気軽にお問い合わせください。リモート講義にも対応しております。
マイクロウェーブMultiwave 5000 元素分析用 前処理
マイクロウェーブMultiwave 5000 元素分析用 前処理 製品画像
Multiwave 5000は、難分解試料の前処理に優れ、充実した反応制御機能を装備しています。
様々なアクセサリーにより、1台のシステムで分解、溶出、酸素燃焼、溶媒抽出、乾燥、濃縮、UV分解が可能です。

■反応容器■
多様な容器とローターにより柔軟性の高いプラットフォームが構成され、多種多様な有機物と無機物サンプルタイプに応じて最適なシステムを選択できます。

■圧力と温度制御■
性能と安全性を高いレベルで確保するために、全ての容器の圧力と温度を制御します。

■酸分解ローター■
高性能の分解に適したローターをお選びいただけます。

■特殊なソリューション■
サンプルに特殊処理が必要な場合もあります。
分解に代わる効率的なメソッドが用意されています。

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