株式会社アントンパール・ジャパン

プロセス振動式密度計とは ~入門:密度センサーの測定原理比較~

最終更新日: 2024-01-09 14:42:28.0
市場に数あるプロセス用の振動式密度センサー。 どこが違うのでしょうか? お客様からの口コミも含めて比較してみました。

 「卓上型振動式密度計」はその測定方法についてJIS等で規格化(JIS Z 8804:2012、JIS K 0061)されています。しかし、プロセス用の “振動式密度センサー”については、測定原理は多種多様で、同じセンサーとは言えないのが実情です。
 アントンパールはこの振動式密度計を世界で初めて製品化しました。以来、卓上型の分析計も、プロセス用の密度センサーも同じ測定原理の製品を提供しています。
 高い製造技術が必要なセンサーですが、高い精度、長期安定性、メンテナンスフリーを実現しているのが特長です。
 一方、プロセス用の密度センサーの中には、“振動式密度計”をうたっていながら、この方式とは全く別の測定原理を有するセンサーが数々あります。これらのセンサーとアントンパールが提供するセンサーとは異なります。
 例えば、測定原理が異なるため、本来の振動式密度センサーが達成している「真の密度」の測定ができていなかったり、高い精度を示すことができません。また、プロセスセンサーに必要とされる 長期安定性 に欠けるため、長期ドリフトがみられ、定期的にずれてくるものもあります。
 現場でのゼロ調整も不要です。

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基本情報

 工程管理を任せるセンサーには目的に合わせて、十分な投資効果が見込めるセンサーを選定する必要があります。

◆振動式密度センサーチェックリスト

□ノーメンテナンスである
 アントンパールの密度センサーは メーカーによる定期メンテナンスが必要ないので、購入後は低コストで運用できます

□国内外で規格化された密度測定技術に基づいている
 アントンパールの密度センサーは JIS、ASTM、DINなど世界標準の密度測定技術を採用しています

□ドリフトがなく、長期間安定して使用できる
 アントンパールの密度センサーは 長期ドリフトがなく、安心して工程管理・自動制御に使用できるので、省人化に貢献します

□精度の確認ができる同じ原理の装置がある
 アントンパールの密度センサーは同じ原理の卓上分析計がラインナップにあるので、簡単に精度の確認、校正ができます

(このセンサーは、オンライン液体用振動式密度計・プロセス液体密度計・流体プロセス液体密度アナライザ・プロセス用精密密度センサです。また、真の密度が測定できるセンサーであり、コリオリ式・浮子式・質量流量式ではありません。)

価格情報 定価30~200万程度(型式、仕様により異なります)
納期 お問い合わせください
※ 2か月程度
型番・ブランド名 プロセス用振動式密度センサー L-Densシリーズ
用途/実績例 ・食品工場での密度、濃度、比重管理
・飲料工場でのBrix制御
・蒸留酒のアルコール濃度管理
・消毒用アルコールの測定(蒸留・加水工程)
・化学工場での各種薬液濃度(酸、塩基、溶剤)
・セラミックスラリーの固形分濃度測定
・金属スラリーの固形分濃度測定
・食品スラリーの固形分濃度測定
・モノマー、ポリマーの濃度測定
・石油精製工程の密度測定
・自動車研究開発でのオイル濃度モニター、燃費計測

ラインナップ

型番 概要
L-Dens7000シリーズ 本格派密度センサー。あらゆるシーンで活躍します
L-Dens3300 テストプラントや装置組込など、小型で簡単に使用できます
L-Dens2300 OEM向け密度測定モジュール。アントンパールの密度エンジンを御社の装置に

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