「接着」と「粘着」。日常でもよく聞く言葉ですが、その正確な違いについて
ご存知でしょうか?
デクセリアルズが生産する「接着剤」、「粘着剤」は、物と物をくっつける
(固定する)機能は同じです。そのため、粘着も「接着」の一種に分類されますが
強力な固定を実現する接着剤に対して、緩やかに固定できるのが粘着剤という
違いがあります。
Aという物とBという物を接着した場合、それを無理に剥がそうとすると、
最終的にAまたはB、もしくは両方の物が壊れてしまいます。それに対して
粘着の場合には剥がそうとしたとき、AとBの間で二つをくっつけている
粘着剤は壊れますが、AとBは壊れずに元の状態のままで、再利用することが
できます。
スマートフォンのタッチパネルなどの部品が、接着剤ではなく、粘着剤で
固定されているのは、この特性を活かすためです。粘着剤を用いれば、
修理の際に一度部品を剥がした後でも、再び粘着剤を使うことで、元通りに
修復することができます。
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基本情報
【接着剤、粘着剤がものをくっつけるメカニズム】
一般的に反応性の接着剤は、元の状態から加熱などのきっかけによって、化学変化を起こすことで
物体を接着します。それに対して粘着剤は、そのもの自体が粘り気と弾性を持つ物質であり、
物をくっつけた後もその状態で安定しています。
接着剤が物同士をくっつけるとき、その界面には次に挙げる4つの変化が起きています。
1.投錨効果(アンカー効果):凹凸に接着剤が入り込み、固まることで接着
2.静電効果:被着体同士の電気的な偏りによって、静電気の働きで接着
3.化学結合:被着体同士の界面で、分子が科学的に結合することで接着が行われる
4.相互拡散:被着体の表面を溶かして、分子を絡ませて固まらせることで接着
粘着剤は、テープ状、フィルム状に加工することで、連続的に平滑な物同士をくっつけることを
得意としています。それに対して液状の接着剤は、凹凸がある場所や、狭い場所にも入り込んで
硬化できることから、さまざまな形状の物同士の接着に適しています。
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