SVRの名称で展開する当社の光学透明樹脂は、光学特性と弾性をあわせ持った
樹脂です。
主な用途として、スマートフォンやタブレットPCなどのディスプレイの
トッププレート(ガラスや樹脂)と、その下にある液晶(LCD)等のモジュールの
間にある空間(エアギャップ)に充填する液状接着材料として使われています。
SVRの第一のメリットは、視認性を大きく向上できることです。エアギャップを
埋めることで、トッププレート界面での外光の反射と内部の映像光の拡散が
最小限に抑えられます。
以前の携帯電話では、外光が入ってきたときにトッププレートとエアギャップ内の
空気との屈折率の違いからディスプレイの視認性が悪くなる現象がで起こっていました。
それに対してトッププレートと同じ屈折率にしたSVRをエアギャップに充填することで、
屈折が起こる箇所がなくなるため、外光はそのままLCDに到達します。
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基本情報
【スマートフォンやタブレットPCから車載ディスプレイなど多様な機器に採用】
デクセリアルズでは2007年からSVRの販売を開始しています。
SVRに求められる光学性能や弾性は、採用するエレクトロニクス製品の仕様ごとに異なります。
そうしたニーズに応えるため、SVRをカスタマイズしやすくしてきたことは当社の強みです。
また、最近になってSVRの用途として増えているのが、自動車用途です。
特に、車載ディスプレイのデザイン多様化により曲面形状の2.5Dもしくは3Dのトッププレートが
使用される機会が増え、平面形状のフィルムタイプの光学粘着フィルム(OCA/LOCA)ではそうした
曲面を貼合することが難しいケースもあります。
その点、液状のSVRは「かまぼこ」のような形状をしたトッププレートとディスプレイ間の
エアギャップも隙間なく埋めることができることから、自動車メーカーやTier1と呼ばれる
部品メーカーに採用されるケースが増加しているのです。
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