ガスクロマトグラフ質量分析計(GC/MS)(液打ち)前処理を用いた
定性分析、定量分析を行った事例をご紹介します。
試料中の目的成分を薬液で抽出し、その薬液を分析することで試料中の
目的成分を分析(定性・定量)。濃度を変えた既知試料を測定し、その検出強度と
濃度から検量線を作成して、未知試料の濃度測定が可能となります。
改良前後では、質量分析結果からワックス系成分と推定される成分と添加成分1に
差異がありました。改良後ではワックス成分を沸点の高いものに変更したことで、
はんだ溶融時に有利に働くように成分を調整したものと推定しました。
ロジン系材料は同じ位置にピークが存在していることから、ロジン系材料には
変更はないものと思われます。
【改良前後のはんだペースト中有機成分の定性分析】
■前処理:溶剤抽出
・超音波抽出
↓
・遠心分離
↓
・上澄みをGC/MS分析
※詳しくは関連リンクページをご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
基本情報
【設備紹介】
■型式
・オートインジェクタAOC-20i
・オートサンプラAOC-20S
■メーカ:(株)島津製作所
<オートインジェクタ>
■注入方式
・マイクロシリンジによる液体サンプル注入
<オートサンプラ>
■使用可能温度範囲:0℃~60℃
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価格帯 | お問い合わせください |
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納期 | お問い合わせください |
用途/実績例 | 【分析用途】 ■液体成分分析 ■各種溶液の微量成分、添加剤成分分析 ■固体等の溶媒抽出後の成分分析 ■溶液中の成分濃度分析(標準物質またはリファレンス試料の提供が必要です) ※詳しくは関連リンクページをご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。 |
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