代表的な菌根菌のアーバスキュラー菌根菌は、多種にわたる作物の根に共生し、
土壌中の養分 (特にリン酸)を吸収して作物へ供給するため、リン肥料を
削減する環境低負荷の微生物資材として活用されています。
現状の資材は「共培養」で得られたものですが、量産や品質安定化に課題が残っており、「純粋培養」での資材化が検討されています。
当グループでは、親胞子の培養時に培地へミリスチン酸等の脂肪酸を添加することで、効率的な純粋培養法を見出しました。
ただ、純粋培養で得られる菌根菌の微生物資材は、現場で活用されるまで冷蔵保存されることから、 冷蔵保存後も十分な発芽率を維持できる次世代胞子の生産条件を検討。
培地にミリスチン酸だけでなくパルミチン酸を添加することで、共培養での発芽率に近づけることができ、 微生物資材の量産に続いて「品質安定化」の一助となります。
【概要】
■培地に脂肪酸を添加することで、菌根菌の効率的な純粋培養法を確立
■培地添加の脂肪酸を更に工夫することで、得られる胞子の冷蔵保存資材化へ
■一社独占技術ではなく、各社独自保有菌の資材化に向けた技術指導が可能
基本情報
皆様方が独自に保有している菌根菌を効率的に資材化するために、上記成果に基づく技術指導ができます。
ぜひご検討ください。
【低温貯蔵性の評価法 】
■AM菌培養
■低温処理
■発芽実験
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