表面改質による機能性付与では、
高エネルギーレーザーや機械加工によって、被加工物表面に微細なパターンを形成する技術があります。
これらは、精度の高いパターンを製作することができるメリットはありますが、
装置が高価であり、立体的なものへの加工は難易度が高いという課題を抱えています。
本技術では、スペックルという光の特性をリソグラフィーに応用することで、
簡便安価に立体物へ微細パターンを形成することが可能となります。
新技術の特徴
・スペックル光を利用した微細加工技術
・部品表面に微細な点状ランダムレジストパターンを形成(数~数100μm程度)
・円筒部品の円周方向表面に一括でパターンを形成可能
・段差のある部品の表面に一括でパターンを形成可能(数10mmの段差面)
本技術で形成されたレジストパターンによって、被加工物表面への機能性付与が期待されます。
(撥水性、親水性、防汚性、潤滑性、反射防止、抗菌性、生体適合性の向上 など)
基本情報
本技術は東京電機大学の研究成果です。
大学技術との連携による製品開発のご要望がございましたら、お気軽にお問合せください。
本技術に関する知的財産権
特願2022-131915「露光装置」
特願2022-019713「内面露光装置」 他
価格帯 | お問い合わせください |
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納期 | お問い合わせください |
用途/実績例 | 想定される用途 ・撥水性の付与 マイクロピペット先端部、医療用メス、金型部品など ・生体適合性の向上 インプラント材料など ・オイル潤滑性の向上 加工機、内燃機関など |
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株式会社信州TLO