今回TA Instrumentsがご紹介するのは「TAM」と呼ばれる等温熱量測定装置 です。本記事では、細胞培養に関連する分析事例として、腫瘍細胞の代謝計測による抗がん剤の薬効評価事例をご紹介していきます。
◆腫瘍細胞の代謝計測による抗がん剤の薬効評価
ヒートフロー(単位時間当たりの熱量変化)は、細胞の代謝がより活発なほどより高い値を示します。抗がん剤濃度が高くなるに伴い、長時間経過のヒートフロー値は低くなっており、腫瘍細胞の代謝が低下していることが分かります。
測定結果から用量-反応曲線を作成することもでき、TAMは迅速なバイオアッセイ手法として使うことができる装置です。
◆腫瘍細胞の代謝計測による抗がん剤の薬効評価
ヒートフロー(単位時間当たりの熱量変化)は、細胞の代謝がより活発なほどより高い値を示します。抗がん剤濃度が高くなるに伴い、長時間経過のヒートフロー値は低くなっており、腫瘍細胞の代謝が低下していることが分かります。
測定結果から用量-反応曲線を作成することもでき、TAMは迅速なバイオアッセイ手法として使うことができる装置です。