サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社/Thermo Fisher Scientific K.K.

加熱脱着GC/MSによるフタル酸エステルスクリーニング分析

最終更新日: 2020-03-26 17:13:17.0

上記では、電子ブックの一部をご紹介しております。

フタル酸エステル分析を行う上で求められる、簡易性、正確性、堅牢性に優れたGCMSソリューションをご紹介!
電気・電子機器における特定有害物質の使用制限に関する欧州議会・理事会指令(RoHS指令)は、2003年2月の最初の発効以来、徐々に規制対象化合物を追加し、今後も規制対象の拡大が予想されます。フタル酸エステルについては、その分析法を定めた IEA 62321-8 2008において、フタル酸ビス(2-エチルヘキシル)(DEHP)、フタル酸ブチルベンジル(BBP)、フタル酸ジブチル(DBP)およびフタル酸ジイソブチル(DIBP)の4項目が検査対象に指定され、さらに今後改定が予定されている IEA 62321-8 2017ではフタル酸ジ-n-オクチル(DNOP)、フタル酸ジ-イソノニル(DINP)およびフタル酸ジ-イソデシル(DIDP)の3物質を加えた7項目の検査が求められることが明らかとなりました。
本アプリケーションノートでは、上記のフタル酸エステル分析を行う上で求められる、簡易性、正確性、堅牢性に優れたソリューションとして、Thermo Scientific ISQ 7000 GC-MS システムとマルチショット・パイロライザーEGA/PY-3030 Dを用いた分析事例を紹介します。

関連情報

シングル四重極GC-MS『ISQ 7610』
シングル四重極GC-MS『ISQ 7610』 製品画像
【特長】
■ イオン源:堅牢なExtraobtabrite イオン源と高感度なAdvanced EI(AEI ) イオン源から選択
■ NeverVentテクノロジー:真空解除せずにカラム交換とイオン源クリーニングが可能
■ iConnect カラムロック:迅速、安全、かつ漏れのない工具不要のキャピラリーカラムの設置
■ HeSaver-H2Saferテクノロジーによりヘリウムおよび水素消費量を飛躍的に節約
■ XLXR検出器:長寿命かつ広いダイナミックレンジを実現
■ SmartTuneチューニングツール:煩雑なチューニングをより簡単に
■ 拡張性:基本構成から用途に応じて性能を拡張できる柔軟性

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