株式会社寺田

透明基材を用いた高周波デバイス対応 両面配線プロセス形成技術

最終更新日: 2022-03-11 13:47:53.0
【開発中】従来の工法における材料・工程・エネルギー・廃棄物などを削減し、脱炭素化による地球環境保護に見合った製造工法です。

我が国では「超高速」「超低遅延」「多数同時接続」を実現する5Gの本格的な普及に向けて研究開発が進んでいます。
現行の4Gに比べ、5Gでは約100倍の通信料が必要とされ、高周波領域の電気信号を扱う必要がありますが、高周波数化には伝送損失が増大するというデメリットがあります。

現行の伝送用基板に汎用的に使用されているポリイミド樹脂などは誘電特性が低く、配線技術の向上だけでは5Gが求める高周波領域での低伝送損失には対応することが出来ないため、より誘電特性に優れた基材の利用が課題となっております。

この新技術によって5G用のアンテナはもとより、自動運転には欠かせない衝突回避目的で採用されているミリ波レーダ用アンテナを透明化することが可能となり、アンテナ設置場所の制限が大きく緩和されることになります。

基本情報

従来のフィルム基板はポリイミドフィルムや液晶ポリマーフィルム等の有色基材を使用し、導体には接着力向上のため粗化された銅箔を張り合わせた専用材料からエッチング法により加工して作られます。
この方式で基材をCOPフィルムに置き換えても伝送ロスを小さく出来ません。
銅箔を張り合わせてエッチングする方法を採用せず、フォトリソとめっきを用いるフルアディティブ法を用いての量産化を目指しております。
この工法を採用するにあたり、COPにめっきを成長させるために無色透明のバインダー樹脂に無電解めっきの触媒を混合分散したプライマーを使用し、めっきレジストは無色透明の感光性タイプを利用しています。

価格帯 お問い合わせください
納期 お問い合わせください
用途/実績例 【用途】
■センサーシート
■アンテナ基板
■同軸ケーブル
など

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