株式会社吉田SKT

フッ素コーティングの寿命が最大4倍に向上 樹脂熱融着工程改善事例

最終更新日: 2024-12-11 19:02:32.0
ポリプロピレン容器溶着工程でフッ素樹脂コーティングの剥がれ問題を解決!最大使用回数が4倍になり生産性アップとコストダウンを両立

■お悩み
PP(ポリプロピレン)製の樹脂容器を製造するお客様では、
様々なサイズの容器を作るために、縦2つに割った形状のものを、
サイズ調整して真ん中で溶着する工程がありました。

■背景
PP製の樹脂を溶着する熱溶着熱板(ヒータープレート)には、
PPの付着防止対策のため、PTFEコーティング(フッ素樹脂コート)が採用されていました。
ヒーターの温度は最大で250℃と高く、PP樹脂に押し付けて使用するため、
PTFEコーティングに傷がついて、熱溶着板とコーティングの界面から剥離して、すぐに取り換える必要がありました。

■採用コーティング
「CHC-1111CR」

■採用の経緯と効果
PTFEは耐熱性も高く、熱をかけた際に柔らかくなりにくい特長がありますがさらに加熱時の膜硬度が高い「CHC-1111CR」をご提案。

実機テストでは、PTFEが1サイクルで使用出来なくなるところを
4サイクル使用できるようになり、ご採用いただきました。
PPの付着防止性能もPTFEと変わらずお使いいただいております。

※詳しくはPDFをダウンロード頂くかお問い合わせください。

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基本情報

CHC(セラミックハードコート)は、通常のフッ素樹脂コーティングと
同等の非粘着性と高温時の塗膜硬度を両立させた新しいタイプのフッ素
樹脂コーティングです。

■特長
・PTFE、PFAと同等の非粘着性
・200℃以上での膜硬度が高い(PTFE比較)
 ※社内テストによる
■用途
・樹脂溶着着板
・樹脂成型型
・ヒータープレート

※詳しくはPDFをダウンロード頂くかお問い合わせください。 

価格帯 お問い合わせください
納期 お問い合わせください
型番・ブランド名 CHC(セラミックハードコート)
用途/実績例 ※詳しくはお問い合わせください。

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