スマートフォンやタブレットPC、自動車のナビゲーションシステムをはじめ、
私たちの生活を取り巻くデジタル機器に高性能のディスプレイが搭載されることは
珍しくなくなりました。
また、近年のディスプレイは従来の四角い形にとどまらない進化を見せています。
今後も曲面ディスプレイや異形ディスプレイの搭載が増える傾向は続くと
予想されることから、デクセリアルズではSVRのさらなる塗布形状の自由度向上を
目指して、新しい技術開発の取り組みを続けてきました。
その開発努力の末に生み出されたのが『Jettable SVR』です。インクジェット工法
によってカバープレートに塗布することができます。年賀状に写真をプリントできる
家庭用のインクジェットプリンタと同様に、あらかじめコンピュータ上で塗布したい
形状のデザインデータを作成。そのとおりの形状に精度高く塗布できるのがメリットです。
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基本情報
【jSVRの開発秘話】
jSVRを開発するにあたって、最も苦労したのはそれに用いる液状接着剤の「粘度」の調整でした。
インクジェット方式で接着剤を塗布するためには、数十mPa・sの粘度にする必要があったのです。
SVRやHSVRは塗布した際に流れ落ちず、「ダム」の役割を果たす堤防を作れるだけの粘度が必要なため、
粘度を表す指数は約5300mPa・sで設計されています。この数字はおおよそ「いちごジャム」と同じぐらいの
粘度になります。それに対してjSVRの粘度は20~30mPa・sしかありません。同じく食品の粘度に例えれば
「飲むヨーグルト」ぐらいのさらさらした液体になります。
このようにまったく違う物性でありながら、硬化したときには従来のSVR、HSVRと比べても遜色のない強度、
弾性、光学特性を持たせるためにはさまざまな化学的組成の工夫が必要でした。
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