当社では、X線CTの画像を使った繊維配向評価を行っております。
立体像から繊維のデータを抽出することで、3次元の配向分布を
視覚的に把握することが可能。
また、各軸や体積等を指定することで、繊維の統計的、局所的な
配向分布を定量的に評価することも可能です。
【背景・課題】
■軽量で強度の高い繊維含有樹脂(FRP)の需要が高まっている
■繊維の種類はガラス・炭素・セルロースナノファイバー等があり、
プラスチック容器や自動車等、様々な分野で使われている
■FRPは様々な利点を持つが、射出成形等で生じる繊維配向により、
十分な性能を得ることができず、ソリ等の成形不良の原因にもなる
※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
基本情報
【今後の展開・期待される成果】
■3次元で繊維を可視化、画像解析を用いることで、繊維の含有率や配向の程度、
ボイドの割合等が評価可能
■繊維の太さや見たい範囲等、評価の目的に合わせて、好適なX線CTを選択
■非破壊なので、引張りや曲げ治具を用いれば、変化を評価することも可能になる
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