![【分析事例】リチウムイオン二次電池負極の劣化評価 製品画像](https://images.ipros.jp/public/product/image/237/2000010838/IPROS55585272701865614526.png?w=140&h=140)
詳しいデータはカタログをご覧ください
上記では、電子ブックの一部をご紹介しております。
カタログ発行日:2021/4/5
電池セルの作製・劣化試験・解体・劣化による状態変化の調査
正極にLiCoO2、負極にグラファイト、電解液にLiPF6/EC:DECを用いて作製した電池セルを60℃の恒温槽にて4.2V充電状態で約1週間放置する劣化試験を行いました。その後、Ar雰囲気中で解体・洗浄し、負極グラファイトのTOF-SIMS分析を行いました。
試験前ではバインダおよび電解質塩由来のフラグメントが確認され、試験後では電解質塩の劣化により生成したと考えられるLi3PO4やPF3OおよびLi2CO3由来のフラグメントが確認されました。また、Coが検出されたことから、正極活物質溶出の可能性が示唆されます。
※お問い合わせをすると、以下の出展者へ会員情報(会社名、部署名、所在地、氏名、TEL、FAX、メールアドレス)が通知されること、また以下の出展者からの電子メール広告を受信することに同意したこととなります。
一般財団法人材料科学技術振興財団 MST