サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社/Thermo Fisher Scientific K.K.

事例:EQUINOX 100 X線回折装置およびBTS500チャンバーを用いた動的解析

最終更新日: 2024-01-29 14:12:19.0

上記では、電子ブックの一部をご紹介しております。

ARL EQUINOX 100 X線回折装置と高温チャンバーを組み合わせての相転移または化学反応の研究
X線回折は、温度、環境、およびその他の外部要因によって変化する材料特性を評価するために使用される構造解析手法の1つです。相転移は、材料が熱サイクル(高温または低温)によって生じ、結晶構造が大きく変化して材料の特性が異なることがあります。

高温時における、材料の構造の相転移を調べたい場合は、Thermo ScientificARL EQUINOX 100 X 線回折装置のリアルタイム検出器の技術によって、高速にXRD 測定が可能になりました。近年、コンパクトな高温チャンバーを卓上型XRD装置内に組み込み、全回折パターンの同時取り込みが可能なXRDの機能と組み合わせることで、高温で動的解析をより迅速かつ簡便に行うことができるようになりました。


当アプリケーションノートでは、ARL EQUINOX 100 X線回折装置にAnton-Parr BTS500チャンバーを組み込んだ研究例を、コストパフォーマンスの高い新しいソリューションとしてご紹介します。

関連情報

ARL EQUINOX 100 X線回折装置(XRD)
ARL EQUINOX 100 X線回折装置(XRD) 製品画像
[X線源]
出力: 60 W(60 kV/1 mA)
オプション:30 kV/1 mA
マイクロフォーカス型X線源
(Cu、50 W/Co、15 W/Mo、50 W)

[検出器]
CPS(Curved Position Sensitive)検出器、
CPS180モデル
ガス検出器:アルゴン/エタン(85/15)
リアルタイム測定範囲:110°2θ
曲率半径:180 mm
最小記録可能角度:約1°2θ

[ゴニオメーター]
固定ゴニオメーター:可動部品なし
取得角度:0~110°2θ
非対称モードで測定

[ソフトウェア]
駆動およびデータ測定
リアルタイムでのディフラクトグラム表示
多重および自動での記録
ピーク探索
デコンボリューション:複数のプロファイル関数
結晶化度、セルパラメーター、微結晶サイズ、
格子ひずみ
相の同定と定量化
結晶構造解析
相転移
薄膜(GIXRD、反射率測定)
リートベルト解析

重量:約85 kg
寸法:高さ545 mm × 奥行580 mm × 幅680 mm

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